現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > じつは日本の「タイプS」とは全然別モノ! 「S2000」に設定された「CR」の贅沢すぎる中身

ここから本文です

じつは日本の「タイプS」とは全然別モノ! 「S2000」に設定された「CR」の贅沢すぎる中身

掲載 21
じつは日本の「タイプS」とは全然別モノ! 「S2000」に設定された「CR」の贅沢すぎる中身

 この記事をまとめると

■S2000は専用エンジンと専用フレームを与えられたホンダ50周年記念の象徴的モデルだ

【ニッポンの名車】あり得ないほど贅沢な専用設計! FRオープンスポーツ・ホンダS2000

■日本のタイプSと北米CRは同系統ながら思想が異なりCRはサーキット特化仕様となる

■軽量化と走行性能を優先し幌や快適装備を廃したCRは現在高額で取引されている

 北米市場だけに存在したもっとも過激なS2000

「エンジンのホンダ」が本気で理想を形にしたら、どんなクルマが生まれるのか? 1999年に登場したS2000は、そのひとつの完成形だといえるだろう。

 ホンダ創立50周年を記念して作られたこの2シーターオープンは、専用エンジンに専用フレームという、現代では考えられないほどのコストと情熱が注ぎ込まれたモデルだった。

 そんなS2000のハイパフォーマンス仕様として、専用のエアロパーツと足まわりで武装した「タイプS」が存在する。このタイプSは、先んじて北米で発売されていた「S2000CR」の日本国内版だといわれることもあるが、じつはその「CR」は日本市場のタイプSとは大きく内容を異にすることは、あまり知られていないのではないだろうか。

 CRとは、「クラブマンレーサー」の略。その名称が予感させるとおり、S2000CRはサーキット走行を主眼においたモデルである。それをひとえに象徴するのが、幌が存在しないということだ。もともと幌が収納されるシート背後には、専用のカバーが装着される。

 幌の代わりにはアルミニウム製のデタッチャブル・ハードトップが用意されるが、その脱着は手動のうえ、もちろんクルマに収納する場所などはないというスパルタンさ。さらにエアコンやラジオすらもオミットされ(オプション設定)、結果としてハードトップを取り外した際でベースモデル比で40kgの軽量化に成功している。

 当然サスペンションやスプリングもスポーツ走行にフォーカスした専用品が奢られ、ボディにも補強パーツが入る。そして、かのNSX-Rにも純正装着されていたハイグリップタイヤであるブリヂストン・ポテンザRE070を装着。ハイスピード時の空力を意識したというエアロパーツや2.2リッターのDOHC VTECエンジンは、日本国内のタイプSと同一だ。

 このスパルタンなS2000CRは、現地の中古車価格も高騰中。日本円で1500万円近くの相場を保っているが、ホンダのスポーツ哲学が高い次元で純化された存在といえるモデルだけに、当然といえるかもしれない。

文:WEB CARTOP WEB CARTOP

こんな記事も読まれています

日本が「化石賞」を受賞……の不名誉に憤慨する必要なし! 日本の自動車メーカーは自分の信じた道を行けばよし!!
日本が「化石賞」を受賞……の不名誉に憤慨する必要なし! 日本の自動車メーカーは自分の信じた道を行けばよし!!
THE EV TIMES
エアコン吹き出し口にマイクロジェット! デンソーが「人とくるまのテクノロジー展2026」に出展 次世代見据えた新技術とは
エアコン吹き出し口にマイクロジェット! デンソーが「人とくるまのテクノロジー展2026」に出展 次世代見据えた新技術とは
くるまのニュース
ホンダ純正の充放電器「Honda V2H Stand」登場。EVを家の蓄電池に変える「V2H」にも対応
ホンダ純正の充放電器「Honda V2H Stand」登場。EVを家の蓄電池に変える「V2H」にも対応
月刊自家用車WEB
WRC勝者として初の母国戦”ラリー・ジャパン”に挑む勝田貴元「必要な準備・戦い方をするだけ」
WRC勝者として初の母国戦”ラリー・ジャパン”に挑む勝田貴元「必要な準備・戦い方をするだけ」
motorsport.com 日本版
復活のプレリュードはハイブリッドスポーツ! 新技術S+シフトは最高!! 黒沢元治×石田貴臣【動画】
復活のプレリュードはハイブリッドスポーツ! 新技術S+シフトは最高!! 黒沢元治×石田貴臣【動画】
WEB CARTOP
【マツダ CX-5 新型】なぜフェンダーが角張った? 空間拡大と美しさを両立させた“魔法の1本線”…デザイナーが明かす開発秘話
【マツダ CX-5 新型】なぜフェンダーが角張った? 空間拡大と美しさを両立させた“魔法の1本線”…デザイナーが明かす開発秘話
レスポンス
三崎未来電子が配達業務向け電動バイク「L-noa/エルノア」を発売! 航続距離は約155km
三崎未来電子が配達業務向け電動バイク「L-noa/エルノア」を発売! 航続距離は約155km
バイクブロス
新型テラノPHEV降臨!! 伝説のラグジュアリーSUV「レグラス」の再来を期待せずにはいられない!
新型テラノPHEV降臨!! 伝説のラグジュアリーSUV「レグラス」の再来を期待せずにはいられない!
ベストカーWeb
放置されていた1999年式『ルノー・トゥインゴ』をラリー仕様に改造 サバイバルキットも搭載、10日間の専用ラリーに参加
放置されていた1999年式『ルノー・トゥインゴ』をラリー仕様に改造 サバイバルキットも搭載、10日間の専用ラリーに参加
AUTOCAR JAPAN
【MotoGP】ラズガットリオグル「コーナリングで大進歩あった」残る課題はソフトタイヤのアタックラップ
【MotoGP】ラズガットリオグル「コーナリングで大進歩あった」残る課題はソフトタイヤのアタックラップ
motorsport.com 日本版
「よかった!」「生産終了かと思ってた」 三菱ふそう路線バス“新型モデル”登場! 安堵の声も
「よかった!」「生産終了かと思ってた」 三菱ふそう路線バス“新型モデル”登場! 安堵の声も
乗りものニュース
乗り心地は劇的に向上したが「力強さは物足りない!?」 先代モデルに5年乗った元オーナーが感じたマツダ新型「CX-5」の“進化と後退”
乗り心地は劇的に向上したが「力強さは物足りない!?」 先代モデルに5年乗った元オーナーが感じたマツダ新型「CX-5」の“進化と後退”
VAGUE
伝説の「ブルドッグ」復活。パーツにもおトク感あり!【新型EVスーパーワン、純正アクセサリー発売】
伝説の「ブルドッグ」復活。パーツにもおトク感あり!【新型EVスーパーワン、純正アクセサリー発売】
月刊自家用車WEB
『プジョー408GTハイブリッド』短期集中レポート#2 iコクピットに賛成 人を中心に構築したインテリア
『プジョー408GTハイブリッド』短期集中レポート#2 iコクピットに賛成 人を中心に構築したインテリア
AUTOCAR JAPAN
アステモ、SDV時代を牽引する最新技術を「人とくるまのテクノロジー展2026」で公開 二輪向け先進技術も
アステモ、SDV時代を牽引する最新技術を「人とくるまのテクノロジー展2026」で公開 二輪向け先進技術も
レスポンス
ジェントルモンスター×グーグル×サムスンが共同開発したスマートグラスが公開──Gemini搭載で今秋発売予定
ジェントルモンスター×グーグル×サムスンが共同開発したスマートグラスが公開──Gemini搭載で今秋発売予定
GQ JAPAN
新型『マツダCX-5』発売。Mハイブリッド搭載の2.5L直噴エンジンを国内初採用し330万円から
新型『マツダCX-5』発売。Mハイブリッド搭載の2.5L直噴エンジンを国内初採用し330万円から
AUTOSPORT web
【インタビュー】BMW新型7シリーズに宿る「削ぎ落とされた本質の美」。デザイントップが語るノイエ・クラッセの精神
【インタビュー】BMW新型7シリーズに宿る「削ぎ落とされた本質の美」。デザイントップが語るノイエ・クラッセの精神
LEVOLANT

みんなのコメント

21件
  • tek********
    この個体もFD3Sも専用設計ながらに手の届く価格帯やったね
    良き時代のお話
  • ********
    見た目はCRもタイプSも殆ど同じだけど、細かい所で結構違うんよね。
    フロントか、リアか、はたまた前後だったか?サブフレームにウレタンを注入してたり、リアトランク内にバーを追加してたり(国内仕様は受けブラケットが無いので加工しないと付かない)確か、AP1後期からはリアタイヤが245だけど、CRは255だったりしている。
    おそらく、もっと細かい違いは有る筈。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

386 . 4万円 399 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

185 . 0万円 842 . 2万円

中古車を検索
ホンダ S2000の買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

386 . 4万円 399 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

185 . 0万円 842 . 2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村