F1第10戦カナダGPの予選ではメルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得。F1王者のニコ・ロズベルグは、2番手に並ぶマックス・フェルスタッペン(レッドブル)には慎重さが必要だろうと指摘した。
フェルスタッペンは常に注目を集める存在だが、今回はペナルティポイント累積による出場停止危機が注目されている。フェルスタッペンはあと1ポイントで出場停止処分となるため、些細な事でもインシデントは避けたい状況にある (※2レース後には一部ポイントが失効する)。
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フェルスタッペンがここまで厳しい状況に追い込まれてしまったのは、前戦スペインGPでラッセルに接触したからであるが、カナダGPの予選ではそのラッセルがPPを獲得。フェルスタッペンは2番グリッドと、因縁を感じさせるスタート位置となった。
2016年のF1王者ロズベルグは、タイトル争いに加わっていないラッセルには「失う物が何もない」ため、フェルスタッペンが「極めて慎重になる必要がある」と指摘した。
「もちろん、彼は凄く注意を払う必要がある。そのアドバンテージがジョージ・ラッセル側にあるからだ。ラッセルは失うものが実質的に存在していないから、身を委ねることができる。チャンピオンシップを争っているわけじゃないからね」
「フェルスタッペンはまだ少し争いに残っているから、理論上では彼のほうがより注意深くある必要がある」
「でも彼は変わらないだろうというのは分かっている。彼にとっては何も違いはないんだ。(ペナルティポイントが)11点だろうと、0点だろうと、彼にとっては全く変わらない。普段通りのことをするだけだろう」
Sky Sports F1でロズベルグと共にプレゼンターを務めているダニカ・パトリックは「本能は変えられない」として、フェルスタッペンについてこう語った。
「ドライバーとしては当然なことですし、マックスにとっては自然なことのひとつでしょう」
「彼についてこういうのは何度も目にしてきたような気がします。ドラマがあり、何かが起きても彼はすぐに前に進んで行くんです。今も『もう先に進まない? この話は聞き飽きたよ』という感じでしょう。実際にそう言っていたわけではないですが、彼が何と言っていたかは言うつもりはありません」
なおフェルスタッペンと隣り合わせでのスタートについて、ラッセル本人はジャブを飛ばして牽制した。
「僕らは仲間だから、大丈夫だ! 僕のライセンスには(ペナルティ)ポイントの余裕も残っている。どうなるか見てみよう」
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