クルマ好きなら一度は「やっぱりMT車が楽しかったな」と思ったことがあるのではないだろうか。自分でギアを選び、クラッチを操作するMT車ならではの一体感は今も色褪せない魅力である。しかもMT車の複雑な操作はボケ防止にもなる。そこでおじさんにおススメのMT車を5台ピックアップした。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部
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MT車にもう一度乗るための心構え
MT車は周囲の状況確認、エンジン回転数の把握、シフト操作など同時に複数の作業を行うため、脳への刺激も多い。もちろん「ボケ防止」を断言できるものではないが、運転への集中力を高める効果は大きい。
そこで今回は、「もう一度MT車に乗りたい」と考えているおじさん世代に向けて、扱いやすく、日常使いも十分こなせる気軽なMT車を5台ピックアップした。
久しぶりにMT車へ戻るなら、まずは「昔の感覚で乗れる」と過信しないことが大切である。
若い頃は自然にできていた半クラッチやシフトチェンジも、長年AT車に慣れていると意外なほど感覚が鈍っているものだ。最初はエンストしたり、発進でギクシャクしたりすることもあるだろう。しかし現在のMT車は昔に比べて格段に扱いやすくなっている。
ヒルスタートアシストやエンジン制御の進化により坂道発進も楽になり、クラッチも軽くなった。実際に乗り始めれば数日で感覚を取り戻せるケースがほとんどだ。
また、いきなり高性能スポーツカーを選ぶ必要もない。むしろ適度なパワーで運転しやすいモデルのほうがMT本来の楽しさを味わえる。
今回紹介する5台はいずれも日常使いが可能で、なおかつ運転好きのおじさんの心をくすぐる魅力を持ったモデルばかりである。
おじさんにおススメのMT車=マツダロードスターRS
「人生最後の趣味グルマ」として真っ先に名前が挙がるのがマツダロードスターRSである。
現行ロードスターは軽量ボディと自然吸気エンジン、そして6速MTの組み合わせが絶妙だ。特にRSグレードはビルシュタイン製ダンパーや専用装備を備え、ワインディングロードでの楽しさは格別である。
何より魅力なのは運転そのものが楽しいこと。スピードを出さなくても操る喜びを味わえるため、おじさん世代との相性は抜群だ。
オープンカーならではの開放感もあり、休日に海沿いや山道を流すだけでも気分転換になる。MT車の楽しさを再確認するにはこれ以上ない1台である。
おじさんにおススメのMT車=GRコペン
軽スポーツながら本格派なのがGRコペンである。現行コペンシリーズは2026年8月に生産終了が決まっていることもおススメする理由の1つ。
GRコペンはダイハツコペンをベースにトヨタGAZOO Racingが専用チューニングを施したモデルで、軽量ボディを活かした軽快な走りが魅力だ。
エンジン出力こそ64psだが、車重が軽いため十分にスポーティ。MTとの組み合わせも秀逸で、街中でもシフト操作を存分に楽しめる。
電動開閉ハードトップを採用しているため、気軽にオープンドライブを楽しめるのもポイント。ロードスターよりコンパクトで維持費も安いため、「まずはMT生活を再開したい」という人にも向いている。大人のおもちゃとして所有する満足感も高い1台だ。
おじさんにおススメのMT車=スズキスイフトMXハイブリッド
スポーツカーだけがMT車ではない。普段使い重視ならスズキスイフトMXハイブリッドも有力候補である。
現行スイフトは軽快なハンドリングと取り回しの良さが魅力。コンパクトカーながら走りの質感が高く、MTとの相性も非常に良い。
マイルドハイブリッドを採用することで燃費性能も優秀。通勤や買い物など日常の足として使いながら、休日には運転そのものを楽しめる。
クラッチ操作も軽く、MT初心者や久しぶりにMTへ復帰する人にも扱いやすいのが特徴だ。「スポーツカーは少し気恥ずかしいけれどMTは楽しみたい」というおじさん世代にはピッタリの選択肢である。
おじさんにおススメのMT車=スズキジムニーシエラ
趣味性の高さで選ぶならスズキジムニーシエラも外せない。
本格ラダーフレーム構造とパートタイム4WDを採用する唯一無二の存在で、アウトドア好きのおじさんから絶大な支持を集めている。
5速MTを選べば、悪路走行時の細かな車速コントロールがしやすく、ジムニー本来の魅力をより深く味わえる。
もちろん舗装路では最新SUVほど快適ではない。しかしその不便さも含めて楽しめるのがジムニーシエラの世界観だ。
キャンプや釣り、林道ドライブなど趣味の幅を広げてくれる相棒として、第二のカーライフを充実させてくれるだろう。
おじさんにおススメのMT車=シビックRS
シビックタイプRほど過激ではなく、それでいてホンダらしいスポーティな走りを堪能できる絶妙な立ち位置が魅力だ。
「どうせ乗るなら少し速いクルマがいい」という人におススメなのがシビックRSである。しかも乗り心地が上質で、大人のクルマに仕上がっている点もおススメの理由だ。
専用チューニングが施されたシャシーと6速MTの組み合わせは完成度が高く、高速道路からワインディングロードまで幅広いシーンで運転を楽しめる。
ボディサイズこそ大きめだが、実用性も十分。家族を乗せる機会があるおじさん世代でも無理なく所有できる。
久しぶりのMT車でありながら、「まだまだ運転を楽しみたい」という気持ちをしっかり満たしてくれる1台である。
AT全盛の今だからこそ、あえてMT車を選ぶ価値がある。もう一度MT車に戻りたいと思っているおじさん世代は、ぜひ勇気を出してクラッチペダルを踏み込んでみてほしい。きっと忘れていた運転の楽しさを思い出せるはずである。
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みんなのコメント
荷物もたくさん載るし税金安いし。
50歳以上のMT車の所有は自動車税を免除にするとかいいんじゃない?
そうしていただくと、年間で約10万円浮くんだけどw