イオンの物流機能子会社であるイオングローバルSCMとトヨタは、日本が抱える大きな社会課題の一つである物流領域において、新たな取り組みについて検討を進めていくことで合意した。
イオングローバルSCMが培った小売業の物流ノウハウと、トヨタのTPS(Toyota Production System トヨタ生産方式)ノウハウ、コネクティッド・電動化技術を組み合わせることで、物流業界が抱える人手不足、カーボンニュートラルといった共通課題を解決するとともに、サプライチェーン全体を効率化する仕組みや、コネクティッドシステムを構築することで人々の暮らしを支え、物流の未来を創造することに取り組んでいく。
両社はこの取り組みを、トヨタがいすゞ自動車株式会社、日野自動車株式会社と公表したCASE対応を加速させるプロジェクト(Commercial Japan Partnership)としても位置付け、共に豊かな社会づくりに向けた協業を進めていく。
トヨタは今後、協業内容を深めるとともに志を同じくする新たなパートナーとの連携についてもオープンに検討していくとしている。
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