■スズキ名車「カタナ」の魂を継ぐ「本格ホットハッチ」!
2026年1月9日、幕張メッセで幕を開けるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」。
【画像】超カッコいい! これがスズキ渾身の「スイフトスポーツ KATANA」です!(27枚)
自動車ファンが新たなカスタムトレンドの到来に胸を躍らせるこの時期、ファンの間では過去に同イベントで発表された「衝撃的な一台」への関心も再び高まっています。
その1台とも言えるのが、スズキが2020年の東京オートサロンで世界初公開された「スイフトスポーツ KATANA(カタナ)エディション」です。
その名の通り、このモデルの精神的支柱となっているのは、スズキが世界に誇る大型二輪車「KATANA」です。
1980年のドイツ・ケルンショーで衝撃的なデビューを飾った初代KATANA(GSX1100S)は、ドイツのハンス・ムート率いるチームがデザインを手掛け、“日本刀”をモチーフにした鋭利で前衛的なスタイリングによって世界中のライダーを虜にしました。
当時としては最高速クラスの4ストロークDOHC直列4気筒エンジンを搭載ており、そのデザインと性能は「バイク史に残る金字塔」として、今なおコレクターズアイテムとして崇められています。
そして時を経た2019年、スズキはこの伝説的モデルを現代に蘇らせました。
スーパースポーツバイク「GSX-R1000」をルーツとする998ccエンジン(約150馬力)を搭載し、最高出力は約150馬力を発揮。
往年のデザインを尊重しつつ最新技術で武装した「新型KATANA」の登場です。
この新型KATANAが放つ鋭い世界観を、スズキを代表する四輪ホットハッチ「スイフトスポーツ」に注入したらどうなるか。そんな二輪・四輪を手掛けるスズキならではの遊び心と情熱から生まれたのが、このスイフトスポーツ KATANAエディションでした。
エクステリアは、単なる色替えのレベルを遥かに超えた作り込みがなされていました。
まず目を引くのは、二輪車のKATANAの造形をヒントにワイド化されたフェンダーで、これによりコンパクトなスイフトスポーツが、筋肉質でグラマラスなシルエットへと変貌を遂げました。
ボディカラーはもちろん、KATANAの象徴である「プレミアムシルバーメタリック」を採用。そこに、日本刀の切れ味や情熱を連想させる鮮烈なレッドのラインがサイドを走ります。
フロントバンパー下部やホイールにも赤いアクセントが施されることで、静寂なイメージの銀色の中に“走りの魂”が表現されています。
インテリアの仕上げも秀逸でした。インパネの加飾には、高熱を帯びて虹色に焼けたチタンマフラーを彷彿とさせる「グラデーションチタン」を採用。
さらにシートやステアリングには、ボディ同様にKATANAカラーとリンクする赤いステッチやアクセントがあしらわれ、コックピットに収まるだけでライダーならずとも血が騒ぐような空間が演出されていました。
実はこのカスタムモデルが登場する前年の2019年5月、オランダにて30台限定で「スイフトスポーツ KATANA」という特別仕様車が販売されていました。
しかし、東京オートサロン2020に出展されたモデルは、そこからさらにワイドボディ化などの過激なカスタマイズが施された「完全版」とも言える仕様。
会場では二輪車のKATANAと並べて展示され、その親和性の高さとブランドの統一感を強烈にアピールしました。
スズキは当時、「我々は四輪車と二輪車の両方を作っているメーカーだからこそ、このコラボレーションが実現した」と語っています。
単なるブランドのロゴを貼っただけの企画モノではなく、美しさと性能、そして「操る楽しさ」という共通言語によって共演を果たした二つの名車。
このスイフトスポーツ KATANAエディションは、スズキというメーカーが持つオリジナリティと、モノづくりへの美学を象徴する一台として、これからもファンの記憶の中で走り続けることでしょう。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
確かに速いし軽いしFFなのによく曲がるしだったけど値段相応の質感で経年劣化が早い...綺麗に維持しようとするとお金と時間が結構かかる残念な車だった
全損して新車買い替え特約使えて別車にして良かった