F1ベルギーGPのピットレーンで見られた、各チームの空力パーツ。今や超高速サーキットの部類となったスパ・フランコルシャンに持ち込まれた空力パーツは、いずれも低ダウンフォース仕様だ。
■アルピーヌのフロントウイング
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アルピーヌは、F1ベルギーGPにふたつのフロントウイングを持ち込んでいる。ひとつはハンガリーGPにも持ち込まれたモノで、フラップの後端が波状になったもの(下)、もうひとつはより低いダウンフォースレベルになったモノ(上)である。
アルファタウリのリヤウイング
アルファタウリがベルギーGPに持ち込んだリヤウイングは非常に薄く、空気抵抗を抑えたモノになっている。ただ、メインプレーンは下方向に向けて若干膨らむスプーン形状。逆にフラップは、後端が中央に向けて少し膨らむような形になっている。ハンガリーGPで投入され、物議を醸した過激な翼端板とフラップの接続部を持つリヤウイングを、アルファタウリは今回使うつもりはないようだ。
アルピーヌのフロントウイング
アルピーヌの低ダウンフォース仕様のフロントウイング。フラップの後端に大きな切り欠きが設けられているのが特徴である。
フェラーリのフロントウイング
フェラーリはリヤウイングの選択を考慮し、マシンの前後バランスを取るため、フラップ後端が切り取った。
フェラーリのリヤウイング
フェラーリの低ダウンフォース仕様のリヤウイングは、フラップの後端中央部に緩やかなV字型の切り欠きが存在。そして全幅にわたってガーニーフラップが取り付けられている。また翼端板とフラップの接続部に段差が付けられており、多くのチームが最近投入した過激なデザインを取り入れている。
レッドブルのサイドポンツーン
ハンガリーGPでサイドポンツーンのアップデートを投入したレッドブル。上はそのカウルを外した姿。ダクトとラジエターの位置と仕様が変更されている。
マクラーレンのサイドポンツーン
こちらはマクラーレンMCL60のサイドポンツーンの内部。レッドブルとの違いがよく分かる。
アストンマーチンのリヤブレーキドラム
アストンマーチンのリヤブレーキドラムの外周部には、たくさんのフィンが取り付けられている。これにより、ドラムとホイールの間を流れる気流をコントロールしている。
ハースのリヤウイング
ハースVF-23の搭載されているリヤウイング。フラップの後端が切り取られ、全体的に薄くなっている。その他の部分は通常で使われているモノと同じであり、費用対効果はかなり高い。
レッドブルのフロントブレーキ
レッドブルRB19のフロントブレーキ。キャリパーには、無数の針のような突起が取り付けられている。これによりキャリパーの表面積を増し、冷却性能を向上させているようだ。
アルピーヌのフロア取り付け部
アルピーヌA523のフロント側のフロア取り付け部。この先端にフロアを吊り下げる。
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