ウイリアムズはF1第2戦シュタイアーマルクGPの金曜フリー走行1回目で、リザーブドライバーのジャック・エイトケンを走らせることを決めた。
7月5日に行なわれた2020年のF1開幕戦オーストリアGP。その1週間後である7月12日には、開幕戦と同じレッドブルリンクでのレースが“シュタイアーマルクGP”の名で行なわれる。ここでウイリアムズはジョージ・ラッセルのマシンに、現在FIA F2参戦中のエイトケンを乗せることとなり、今季レギュラー以外のドライバーに公式セッション出走を許可した最初のチームとなった。
従来はシーズン中にインシーズンテストが行なわれ、そこで若手ドライバーに走行機会を与えるのが常だった。しかし今年は、テスト日程が短縮された結果、インシーズンテストは廃止となった。
その後、F1は新型コロナウイルスの影響でスケジュールを大幅に変更。同一サーキットでのダブルヘッダーがレッドブルリンクとシルバーストンで予定されている他、さらに増える可能性もある。これを利用して若手ドライバーにチャンスを与えるケースが今後多くなるかもしれない。
エイトケンは昨年までルノーの育成ドライバーだったため、2018年と2019年にルノーのF1マシンをテストしている。しかしながら、ウイリアムズのマシンをドライブするのは初めてのことだ。
ウイリアムズの車両パフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンは、レッドブルリンク2連戦の2戦目となるシュタイアーマルクGP初日の計画を説明した。
「天候が許せば、レースディスタンスでいくつかの代替的アプローチを試す貴重な機会となるだろう」とロブソンは語った。
「そして金曜日には、FP1の際にジャック・エイトケンがジョージ・ラッセルのマシンを使ってFW43を初体験する」
「ジャックはグローヴ(チーム本拠地)のエンジニアと懸命に仕事をしてきたので、我々が集中的なテストプログラムを行なう中で、彼とサーキットで仕事ができることを楽しみにしている」
エイトケンに走行機会を与えるという今回のウイリアムズの選択は、ラッセルが既に開幕戦でレースウィークエンドを全て消化していることを考えれば、理に適っていると言える。また、レギュラードライバーが新型コロナウイルスに感染して欠場となった時のことを考えれば、リザーブドライバーのマシンへの習熟を高めておくというのはクレバーな選択だろう。
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