独フォルクスワーゲンは12月23日、「ゴルフ」のEV版「e-ゴルフ」の生産を終了すると発表した。2021年1月末からは同じドレスデン工場で新型電気自動車「ID.3」の生産が開始され、新世代モデルに切り替わる格好だ。
“トランスペアレント・ファクトリー”と呼ばれるガラス張りのドレスデン工場から、e-ゴルフはこれまでに5万台強がラインオフ。もうひとつの拠点であるウォルフスブルク工場も合わせると、生産台数は7年間で14.6万台に達した。特に、本国ドイツとノルウェーでは最も売れたEVとなった。動力性能は日本仕様では最高出力136PS、最大トルク290Nmを発生し、航続距離は301km(JC08モード)だった。
一方、ID.3は2020年9月に発表され、来年1月末から同工場で生産が開始される。ゴルフとほぼ同じボディサイズだが、新世代のEV専用プラットフォーム「MEB」をベースとしている。航続距離は、30,000ユーロ(約380万円)を切るエントリーグレードでも330km(WLTPモード、以下同じ)とe-ゴルフを凌ぎ、最上位グレードでは550kmを達成している。ちなみに、e-ゴルフの国内価格はおおよそ500万円だったから、世代交代による性能の向上は目を見張るレベルだ。
もちろん、ID.3のアピールポイントは、EV専用設計ならではの余裕ある室内スペースや、良好なハンドリングなど、ほかにも数多く受注も好調のようだ。現在のところ生産は独ツウィッカウ工場が一手に担っているが、ローンチから3か月で既に28,000台以上が顧客へ引き渡されている実績からも評価の高さが見て取れる。渾身の新世代EVが日本へ導入される日が今から楽しみだ。
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