■従来モデルとは異なる新型「C-HR+」とは?
トヨタは2025年3月12日、カーボンニュートラル社会の実現に向け、マルチパスウェイの取り組みのもと、欧州にてバッテリーEV(BEV)のラインナップを拡充していくことを発表しました。
そのなかで新型「C-HR+」が世界初公開されましたが、どのような特徴があるのでしょうか。
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トヨタはこれまで「もっといいクルマづくり」を目指して、商品と地域を軸とした経営を進めており、そのなかで、カーボンニュートラルの実現に向けたパワートレーン開発においては、あらゆる国・地域の様々なユーザーのニーズに応えうる電動車の選択肢を用意する「マルチパスウェイ」の取り組みのもと、多様なモビリティを展開しています。
特に欧州は、他地域に比べ電動車保有率が高く、BEVの保有率も高水準にあることから、BEVの商品力強化を実施。
2024年末に発表された「アーバンクルーザー」と合わせ、同市場で主要となる小型から中型サイズのSUVをカバーできるラインナップとして、新型「C-HR+」、新型「bZ4X」、レクサス新型「RZ」を発表しました。
なかでも注目されるのは新型C-HR+です。
クロスオーバーSUVのC-HRは、初代モデルは日本でも販売されており、人気を博していたのですが、2023年7月に販売終了。
2023年6月に2代目モデルが世界初公開され、現在は海外専用モデルとして欧州などで販売されています。
2代目C-HRは、パワフルで高効率なハイブリッド車とプラグインハイブリッド車を展開しています。
このラインナップに追加された新型C-HR+はe-TNGAプラットフォームを採用したBEV仕様で、専用に調整されたサスペンションによって真に満足感のあるドライブ体験を提供。
電池セルに改良を加えた2つのリチウムイオンバッテリーを設定し、ベースとなるバッテリー容量57.7kWh仕様(FF)はシステム最大出力123kW、航続距離455km。
より航続距離を延ばしたバッテリー容量77.0kWh仕様は、FFがシステム最大出力165kW、航続距離600km、AWDがシステム最大出力252kW、航続距離525kmを確保しました。
なお、77.0kWh仕様のAWDは0-100km/h加速5.2秒を達成するなど、鋭い加速性能が魅力です。
合わせて前輪駆動タイプ、全輪駆動タイプを設定することで幅広い選択肢を用意しています。
ボディサイズは全長4520mm×全幅1870mm×全高1595mm、ホイールベースは2750mmと、ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車(全長4362mm×全幅1832mm×全高1558-1564mm)よりもひと回り拡大。
外観デザインは、最近の“トヨタ顔”である「ハンマーヘッドデザイン」共通ですがディテールは異なり、よりシャープな形状のLEDヘッドランプが備わるほか、フロントノーズはストンと切り落とされたようなスクエアな形状になるなど、BEVならではのクリーンなイメージを与えます。
また、ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車のドアハンドルはトヨタ初の「フラッシュドアハンドル」を採用され、端を押すとドアノブが引き出されるタイプですが、新型C-HR+はフロントドアがグリップタイプ、リアドアがCピラーに埋め込まれたヒドゥンタイプと、初代C-HRと同じ形となっています。
新型C-HR+はインテリアの独自のデザインを採用。メーターは、ハンドルから見通す位置に設置された「トップマウントメーター」が装着されるほか、水平基調でスッキリとしたインパネと合わせて、運転に集中しやすいコックピットを実現しました。
※ ※ ※
トヨタのチーフブランドオフィサーであるサイモン・ハンフリーズ氏は、新型C-HR+について次のようにコメントしています。
「C-HRは、ヨーロッパのためにヨーロッパで生まれたクルマです。新たな市場を開拓し、100万台を超えるベストセラーになりました。
2代目C-HRもカイゼンを繰り返した結果、革新的かつ大胆なデザインとなりました。他とは違うスタイルを求めるお客様から支持されています。
BEVをトヨタの欧州ポートフォリオの中心に据えるべく、C-HRにBEVモデルを導入することを決めました。
C-HRのBEVは、『もっといいクルマづくり』という想いから生まれたクルマです。
BEV専用のe-TNGAプラットフォームを採用することで、航続距離は最大600km、最大出力は340馬力を超え、0-100km/h加速は最速5.2秒という驚異的なダイナミクス、驚異的なアジリティ、驚異的な実用性を実現しています。
C-HR+は、憧れの体験を提供するクルマです。C-HRが誕生したヨーロッパに大いなる敬意を込めて、お待たせしました。C-HR+です!」
新型C-HR+は2025年後半から欧州で発売される予定です。
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