2025年F1第10戦カナダGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=5位(70周/70周)8番グリッド/タイヤ:ハード→ハード→ミディアム
「リスクを取ったことが奏功」「これまでこういうブレーキトラブルの経験はなかった」/F1第10戦決勝コメント(1)
「5位は、今日達成できたなかで最大の結果だった。戦略面で何か違ったことを試すことはできたかもしれないが、最終的にはレースの結果に大きな違いはなかったと思う。何よりも、スターティングポジションが不利な状況を生んでいた」
「このサーキットはとても特異なレイアウトであるため、今後のレースにおいて今回見られたパフォーマンスがそのまま引き継がれるとは思っていない。立て直しを図り、より強くなって戻ってくるつもりだ」
(レース直後のインタビューで語り)「正直に言えば、今日の結果はある意味、自分のミスの結果だと思う。FP1、予選、トラフィック……総じて言えば、それが僕たちをやや困難な状況に追い込んだと思う。そうしたものによって、グリッドの後方からスタートすることになってしまったからだ」
「戦略については、無線で少し議論があった。僕は1ストップが機能するという考えだったが、チームは2ストップが正解だという見解だった。最終的に、チームが最終決定を下すのは、彼らのほうが僕よりも多くの情報を持っているからだ」
「これは自分の考えとは違うということをはっきりさせたかったが、それでも理解はしている。チームとは話をするつもりだし、自分がそれを誤った選択だと思った理由を彼らに説明するつもりだ。とはいえ、今回の判断がレース結果を完全に変えたとは思わない。結局のところ、この順位が僕たちに値するポジションだった」
「ペースはかなり強力だったと思う。ただ、スタート位置が厳しく、それがすべてを難しくしてしまった。なぜなら、オーバーテイクをしなければならないことで、すべてが複雑になるからだ。FP1の影響が週末全体にそこまで大きく響いたとは思っていない」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=4位(70周/70周)3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト
(レース直後に『Sky Sports F1』に対して語り)「明らかに、誰にとっても理想的なことではないが、僕はそのインシデント(の映像)をまだ見ていないので、正確に何が起きたのかは分かっていない」
「でも、もしランドが全面的に責任を認めたのなら、それがすべてだと思う。全体として少し難しいレースで、結末も理想的ではなかった」
(接触までは、フェアなバトルだったかと聞かれ)「そう思う。彼は10コーナーでかなり激しく仕掛けてきたけれど、僕はシケインでポジションを保った。確かに厳しいバトルではあったが、その時点まではクリーンなものだった」
「まだ接触の映像を見ていないけど、悪意があったとは思っていない。本当にただ不運な出来事だったのだと思う。僕たちは共に世界選手権を争っている立場だ。チームが僕たちにレースをさせてくれていることにとても感謝している」
「この件が、その点に関して何かを変えるとは思っていない。僕たちはこの先も、シーズンを通して戦い続けていくだろう」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=3位(70周/70周)4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
「とても激しく、ストレスの多いレースだった。でも、F1で初の表彰台を獲得できたことを本当にうれしく思う」
「その鍵となったのはスタートだった。ピアストリに対してトラックポジションを得ることができ、それによって自分たちのペースを示すことが可能になった。一時は(マックス・)フェルスタッペン(レッドブル)に追いつき、彼にプレッシャーをかけることもできた」
「最終スティントでは、序盤に少しプッシュしすぎたと思う。それが終盤で難しい展開を招いた。それでも、マクラーレン勢からポジションを守り切ることができ、マシンを3位で持ち帰ることができた」
「ブラックリーとブリックスワースの(ファクトリーの)すべてのスタッフに感謝を伝えたい。彼らはマシンを改良するために懸命に取り組んできた。だからこそ、このような結果を得ることができた。チームの2台がそろって表彰台を獲得できたことをうれしく思う」
「個人的に特別な瞬間だ。この成果を今後のレースにつなげていくのが楽しみだよ」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=2位(70周/70周)2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
「今日は、自分たちが持つすべてのものを確実に最大限に生かして戦った。とてもディフェンシブなレースをし、なかなか厳しい展開だった。タイヤのデグラデーションがかなり大きく、最初の2スティントではタイヤの摩耗がとても早かった」
「戦略的にかなりアグレッシブに動いて、前に出ることを狙ったが、最後のピットストップの際には、ゴールまで持たせるのが難しいかもしれないと感じた。でも、最後のスティントでは燃料が軽くなったことで少し助けられ、タイヤへの負担が軽減され、それがポジティブな効果をもたらした」
「レース全体を見ると、これが最大限の結果だったと思う。僕たちには先頭で戦うだけのペースは本当になかったし、優勝争いをするにはタイヤのデグラデーションが少し大きすぎた。だから、2位という結果には満足している」
「ジョージとの差はそれほど大きくはなかったが、それでも自分には勝利を狙えるだけのペースがあるとは思えなかった。でも、今週末を通してポジティブな点は多くあった。チームとしては可能な限り最高のパフォーマンスを発揮し、すべてを正しく実行し、マシンも適切なウィンドウに収まっていた」
「次戦に向けて、タイヤマネジメントとデグラデーションに関して取り組むべき課題が少しあるが、それでも前向きな要素を多く得ることができた週末だった」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=1位(70周/70周)1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
「チームにとって今シーズン初勝利を挙げられたことを本当にうれしく思っている。レースを通じて常に状況が自分のコントロール下にあると感じていた。レースをうまくマネジメントして勝利を持ち帰ることができたんだ」
「気温がやや高めだったことで、金曜日に見られた状況よりも多少苦戦するかもしれないと考えていた。でも、タイヤマネジメントをうまくやり遂げ、追ってくる集団を抑え込むだけのペースも備えていた」
「ブラックリーとブリックスワース(のファクトリー)の全員に大きな称賛と感謝を伝えたい。そして、キミが自身初の、そして今後間違いなく数多く重ねていくであろう表彰台を獲得したことに対して、心からおめでとうと言いたい」
「僕たちのマシンはここ数戦で一歩前進したように見える。モントリオールではこれまで概して良い結果を出してきたので、このレースが他のレースよりも多少僕たちに合っているだろうということは分かっていた。常に優勝争いができる状態に達するために、取り組むべき課題は多く残されている。それを実現すべく努力を続けるつもりだよ。次戦オーストリアでその目標に挑戦するのを楽しみにしている」
[オートスポーツweb 2025年06月17日]
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みんなのコメント
毎GP、表彰台にアガれる位置をキープするフェルスタッペン選手はやはりスゴい!!
連続ドラチャン記録への挑戦、ラストまで楽しめそう!