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27年前なのに走行3.4万キロ! ビッカビカの「Vスペ」を米国で発見 1999年式の日産「R34GT-R」の気になる落札価格とは

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27年前なのに走行3.4万キロ! ビッカビカの「Vスペ」を米国で発見 1999年式の日産「R34GT-R」の気になる落札価格とは

「ハコスカ」から受け継がれるDNA、R34型が到達した究極の走り

 2026年1月、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1999年式の日産「スカイラインGT-R」が発見されました。

【画像】極上の1999年式スカイライン「GT-R Vスペック」を写真で見る(29枚)

 日産を代表するスポーツモデルであるスカイラインGT-Rの歴史は、1969年2月に発売された初代モデル(PGC10型)に始まります。

 当時、日産(プリンス)が開発したプロトタイプレーシングカー「R380」に搭載されたGR8型エンジンの技術をフィードバックした「S20型」エンジンを搭載してデビューしました。

 1989ccの水冷直列6気筒DOHC4バルブエンジンは、最高出力160ps、最大トルク18.0kgmを発揮。最高速度は200km/h、0-400m加速は16.1秒を記録しており、これは当時の国産車としては圧倒的な性能でした。

 「羊の皮を被った狼」と称された4ドアセダンから始まったGT-Rの伝説は、その後2ドアハードトップ(KPGC10型)へと進化し、レースシーンで不滅の50勝という金字塔を打ち立てました。

 そして、1999年に登場したR34型は、GT-Rシリーズの中でもとりわけ人気が高い世代です。

 全長4600mm×全幅1785mm×全高1360mmと、先代R33型よりもコンパクトに仕上げられたボディには、空力性能を高めた専用エアロが与えられ、より洗練されたデザインとなりました。

 搭載されるエンジンは、伝統の「RB26DETT」型2.6リッター直列6気筒ツインターボです。

 最高出力は280ps、最大トルクは40.0kgmを発揮し、6速マニュアルトランスミッションを介して、日産独自の4WDシステム「ATTESA E-TS Pro」とアクティブLSDを組み合わせたパワートレインにより、卓越したトラクション性能を実現しました。

 また、電子制御式の「スーパーHICAS」リアステアリングシステムを搭載し、高速域でも安定したハンドリングを提供。

 足まわりにはマルチリンク式サスペンションとベンチレーテッドディスクブレーキが採用され、ブレーキにはブレンボ製キャリパーが組み合わされていました。

「ソニックシルバー」を纏った極上個体、その落札価格は

 今回出品された個体は、R34型GT-Rの中でも1999年式「Vスペック」モデルです。

 専用エアロパーツやアクティブLSD、サスペンションのセッティング変更などが特徴の上級グレードで、全体で4194台が生産されました。

 外装カラーは純正の「ソニックシルバー」で、落ち着いた雰囲気の中にシャープな存在感を漂わせます。

 フロントリップスポイラーやリアウイング、カーボン製リアディフューザーなど、空力性能を意識したパーツが装備され、スポーティさが際立つスタイリングです。

 また、足元には純正18インチの6本スポークホイールが装着されており、タイヤは2024年に装着されたミシュラン「パイロットスポーツ4S」です。

 制動系にはゴールド塗装のブレンボ製ブレーキキャリパーが組み合わされ、高い制動力と視覚的なインパクトを両立しています。

 内装は右ハンドル仕様で、グレーのテクスチャードクロスにマイクロスエードを組み合わせたスポーツシートを採用。赤いステッチがアクセントとなり、スポーティで引き締まった印象を与えます。

 そして、センターにはGT-R専用のマルチファンクションディスプレイを備え、過給圧やスロットル開度、インジェクターの稼働率など、様々な情報を表示可能です。

 細部では、ダッシュボードに粘着跡、センターディスプレイの画面焼けがあるものの、全体的には良好な状態が保たれており、シートやフロアマットなどの使用感も少なく見受けられます。

 搭載されるエンジンは「RB26DETT」型ツインターボ。可変式の燃圧レギュレーターやNISMO製のラジエーターキャップ、ストラットタワーバーなどが装備されており、前オーナーが手を加えてきたことがうかがえます。

 また、走行距離は約3万4000km(約2万1000マイル)と少なめで、現オーナーは1000km未満しか走行していないとのことです。

 整備記録には、近年のオイル交換やバッテリー交換、ボンネットの断熱材交換などが記載されており、機関系のコンディションも良好とされています。

 なお、今回のオークションでは23件の落札を経て、16万5000ドル(約2430万円)で落札されました。

 走行距離の少なさと各部のアップグレード、そして保管状態の良さが、今回の高額落札に直結したといえそうです。

※ ※ ※

 R34型スカイライン GT-Rは、今なお多くのファンに支持される伝説的なモデルです。

 今回の個体は、走行距離や装備内容、保管状態の良さから、特に価値ある1台として評価されました。

 今回のような高値落札は、世界的な需要の高さとそのコンディションを物語っているといえそうです。(Peacock Blue K.K.)

文:VAGUE Peacock Blue K.K.
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みんなのコメント

31件
  • dyn********
    まさにVスペック、白のR34GT-R
    車庫保管無傷、走行距離7000kmを
    子育てが大変だからと、420万でガリバーに売ったことは
    一生悔やまれる。
  • xtr********
    三万キロで16万5000ドル(約2430万円
    それも人気とされるアメリカで
    ブーム、高騰は終わったな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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