F1スペインGP終盤に起きたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)の接触事故に対し、ニコ・ロズベルグはフェルスタッペンを厳しく批判した。
スペインGPは終盤にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がマシンを止めたことでセーフティカーが出動。残り6周でレースが再開され、最後の争いが繰り広げられることになった。
■フェルスタッペン、出場停止までペナルティポイントあと”1”。ラッセルとの接触に対する罰則に納得せず「あれが問題なのか?」
問題となったのはリスタート後のフェルスタッペンとラッセルによるバトルだった。
フェルスタッペンはSC解除後、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれると、ターン1でラッセルからもアタックを受けた。フェルスタッペン側はコース外に逃れてポジションを維持する形になってしまい、チームからはラッセルを先行させるように指示が出た。
ターン5でフェルスタッペンはこの指示に従う動きを見せ、減速。しかしラッセルがそこで追い抜こうとした際にフェルスタッペンが加速したことで、ふたりは接触してしまった。
その結果、レーススチュワードはこの接触についてフェルスタッペンに10秒のタイム加算ペナルティを決定。フェルスタッペンは5番手フィニッシュから10位まで降着した。
両ドライバーの見解は真っ向から対立しているが、Sky Sports F1の放送で解説を務めていた2016年王者のロズベルグは、一連の動きでフェルスタッペンを強く批判している。
「最初(リスタート直後のターン1)の動きは、ジョージの失敗だ。彼が熱くなりすぎて、オーバーステアになってマックスを押し出した。それで彼はエスケープを使わざるを得なかった。あれは追い抜きのやりかたとして良くなかった」
ロズベルグはそう語った。
「レッドブルはジョージに譲るように指示していたが、これはマックスを苛立たせた。彼はジョージに押し出されたと思っていたからだ」
「マックスの目には、彼が100%正しいように写っている。『何故ぼくにそんなふうにしろと言うんだ。彼が何をしたのか見せてやるよ』といったふうに減速して、衝突が起きた。減速して他のドライバーにぶつかるなんて、本当に酷いことだ」
そしてロズベルグは、10秒のタイム加算ペナルティは甘すぎると主張。失格にすべきだったと述べた。
「僕の見解からすると、これはとても寛大な措置だ。2017年のバクーで起きたセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの一件を思い出してほしい」(※”ブレーキテスト”されたと不満なベッテルがハミルトンにぶつけた事件。10秒のストップ&ゴー・ペナルティだった)
「(フェルスタッペンの今回の接触は)とても意図的な報復行為のように見えた。相手を待って、そしてターン1で自分がやられたのと同じように、彼に当たっていったんだ」
「これは全く受け入れることのできない行為だ。ルール上、ブラックフラッグ(失格)が振られるべきだったと思う。相手にぶつけようと待つなんてのは、ブラックフラッグだ」
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