「真っ黒タイヤ売れません！」白ライン入りは苦渋の選択!? メーカーの知られざる葛藤とは

「タイヤ＝黒」という常識はいつから？

　ブリヂストンと出光興産は、2026年の実用化を目指して空気の充填がいらない「エアフリーコンセプト」に基づく「パンクしないタイヤ」の開発を現在進めています。

　このタイヤはゴム製の接地面とホイールの間に特殊な樹脂スポークを備えており、ここでタイヤ形状を維持する仕組みです。だからこそ空気を入れる必要がなく、穴が開いてもつぶれることがないため走り続けられるのですが、このスポーク部分を青や赤に着色することもできます。そのため、既存の黒一色のタイヤを見慣れた人には少々奇異に感じるかもしれません。

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日本でホワイトリボンのタイヤが消えた理由は、オイルショックの時に政府がさまざまな業界に対して省エネ省資源の自主規制を求め、タイヤ業界が決めたのがタイヤのホワイトリボンやホワイトレターの取り止めで、この自主規制は比較的最近まで残っていたと聞いている。

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