フェラーリのルイス・ハミルトンは、移籍からまだ苦戦傾向が続いていることで、批判的な声も挙がっている。しかしドライバー本人にそういった雑音には全く屈する気配はない。
ハミルトンのここまでの5戦のハイライトとなっているのは、中国GPスプリントでの勝利だ。しかしそれ以外は、全体的に厳しい立ち上がりとなっている。
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7位で終えた前戦サウジアラビアGPのレース後、ハミルトンはメディアの前で憂う表情も見せ、今のグラウンドエフェクト時代は、2007年にマクラーレンからF1にデビューして以来、最悪の時期だとも認めていた。
そして無線でのレースエンジニアとの口論、チームメイトのシャルル・ルクレールにペースで離されている状況、中国GP決勝での失格などからハミルトンのフェラーリでの将来を疑問視する声も、一部から挙がってしまっている。
「すぐに忘れるんだ。そういうのはあまり考えないようにしている」
マイアミGPで、“批評家”への対応について訊かれたハミルトンはそうmotorsport.comに答えた。
「実際に何が起きているのかを理解できていない人、つまり僕の立場に立ったことがないような人の意見には、あまり囚われないようにしている」
「とにかく落ち着いて、そして一緒に働いている人達と、楽しんで仕事をしようとしているんだ」
マイアミGPでもその作業は続くが、フェラーリは今回マシンのアップデートはないため、ハミルトンは改善の可能性についてそこまで楽観している訳では無いと認めている。
そして、フェラーリへの適応は2013年のメルセデス移籍時と同じく長くかかる可能性も示唆した。
マイアミGPでどんなことが期待できるかと尋ねられたハミルトンは、「全くわからない」と答えた。
「最善を尽くしていくよ。アップデートなどは今週末持ち込まれていないけれど、マシンの最適化にも引き続き取り組んでいく。もちろん、シャルルは前回のレースで素晴らしい仕事をして、このマシンで何ができるのかを示してくれたと思う。だから、それを再現していくのが目標だ」
「(ジェッダ以来)僕らは色々なことを経験してきた。良いシミュレータ作業や、微調整もしてきた。今週末はそれがどう機能してくれるかを確認していくことになる」
「メルセデスに加入したときの最初の6ヵ月は大変だった。新しい顔ぶれとの仕事に慣れるのに苦労したよ。今一緒に仕事をしているエンジニアの人達も、別のドライバーや異なるドライビングスタイルへのセットアップに慣れているし、僕自身も異なるドライビングスタイルのマシンに慣れているんだ。つまり、そういった様々な要素が組み合わさっているということだ」
ハミルトン、そしてフェラーリファンにとって不安なのは、適応にどれだけの時間がかかるかはわからないと語っていることだろう。
「僕も本当にわからない。できる限り短くしようと努力しているけど、ひょっとしたら長引く可能性もある」
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