6月26日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでスーパーGT第3戦のフリー走行1回目が行なわれた。最速タイムをマークしたのは100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTだった。
スーパーGTでは2019年タイ以来、6年ぶりとなる海外戦が復活。セパンでのレース開催は実に12年ぶりとなる。今週末は土曜決勝というイレギュラーなフォーマットだが、それに伴い木曜に走行開始。16時30分(日本時間17時30分)からフリー走行1回目が行なわれた。マレーシア特有のスコールも心配されたが、セッションは終始ドライコンディションであった。
■100号車STANLEYがトップタイム。GT300は現地枠ポルシェのボコラチーが最速|スーパーGT第3戦セパン:フリー走行1回目タイム結果
まずGT500クラスは100号車STANLEYシビックの山本尚貴が1分53秒131をマークしてトップに。既にオフのセパンテストの段階から明らかになっていたことではあるが、現代の車両パフォーマンスを鑑みれば、セパンのGT500コースレコード1分54秒306(2007年に小暮卓史が記録)が塗り替えられるのはほぼ間違いない状況であり、FP1から非公式ながらレコード超えタイムが記録された。
その後100号車は、GT500専有走行でのアタック合戦でも牧野任祐が1分51秒072をマークしてトップに立ち、好調ぶりを見せつけてセッションを締め括った。2番手は最多の31周を走破した37号車Deloitte TOM'S GR Supra、3番手は64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTだった。
日産勢最速は12号車TRS IMPUL with SDG Zの5番手。サクセスウエイト制により燃料流量が2段階ダウンしているポイントリーダーの1号車au TOM'S GR Supraは7番手だった。
一方GT300クラスは、まず今回がデビューレースとなる4号車グッドスマイル 初音ミク AMGの奥本隼士が2分04秒345でトップに。グッドスマイルはレギュラードライバー陣がスパ24時間に参戦している都合で、奥本と中山友貴を代役起用しているが、いきなり好パフォーマンスを見せた。
そのタイムを上回ったのが、611号車EBM GIGA 911 GT3。611号車は現地参戦枠、いわゆるワイルドカードとしてスポット参戦しているマシンであり、ポルシェのアジア/パシフィック選抜ドライバーであるドリアン・ボコラチーがステアリングを握り好タイムをマークした。
その後611号車はジェントルマンドライバーのエイドリアン・ダ・シルバに交代したが、再びボコラチーにバトンタッチすると2分03秒382を叩き出してトップタイム更新。専有走行では0号車VENTENY Lamborghini GT3が僅差のタイムを出したが、結局上回ることができず2番手に終わった。
トップタイムの611号車はミシュランユーザーだが、2番手~5番手はヨコハマユーザーが占めており、少なくとも初日の路面コンディションとのマッチングは上記2社のタイヤが良さそうな予感だ。
なお、もう1台のワイルドカードである333号車EBM Vantage GT3は19台中17番手だった。
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