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マクラーレンのピアストリが初優勝! 3連覇達成のフェルスタッペンを寄せ付けず。角田裕毅12位|F1カタールGP スプリント

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マクラーレンのピアストリが初優勝! 3連覇達成のフェルスタッペンを寄せ付けず。角田裕毅12位|F1カタールGP スプリント

 ルサイル・インターナショナル・サーキットを舞台に開催されているF1第18戦カタールGP。土曜日に行なわれたF1スプリントでは、マクラーレンのオスカー・ピアストリが優勝した。またこのレースで2位に入ったマックス・フェルスタッペンが2023年のF1ワールドチャンピオンに輝いた。

 日も暮れた現地20時30分、気温32度、路面温度は36度というコンディションでF1スプリントの時刻を迎えた。

■角田裕毅、自分の”将来目指す場所”はレッドブルだと明言。アストンマーチン入りは考えず「ホンダは僕の活躍、日本人ドライバーが成功することを望んでくれています」

 この週末はタイヤトラブルが発生する懸念もあったが、ピットストップ義務の無いF1スプリントでは各車のタイヤ選択が分かれた。

 スプリントシュートアウトでポールポジションを獲得したマクラーレンのオスカー・ピアストリとそのチームメイトであるランド・ノリスのふたりはユーズドのミディアムタイヤを選択。3番手に並んだレッドブルのマックス・フェルスタッペンが新品のミディアムタイヤを履き、その後ろメルセデスのジョージ・ラッセルとフェラーリ勢2台はソフトタイヤを選んだ。

 19周のスプリントがスタートすると、ピアストリが堅実に首位をキープした一方で、ノリスとフェルスタッペンは蹴り出し悪く、ラッセルとフェラーリ勢の先行を許した。

 オープニングラップではアルファタウリのリアム・ローソンがターン2で単独スピン。グラベルトラップから抜け出せなかったことで、早くもセーフティカー出動となった。

 レースは3周目から再開。ピアストリを先頭にラッセル、カルロス・サインツJr.、シャルル・ルクレール(共にフェラーリ)、フェルスタッペン、ノリスという並びでレーシングスピードへ戻った。

 ラッセルはソフトタイヤの利を活かし、ターン8でピアストリのインを突いてトップへ浮上。後方でもソフトタイヤを履くアストンマーチンのフェルナンド・アロンソが6番手のノリスを攻め立てた。

 ただ、ここで2度目のセーフティカー出動。今度はターン9でウイリアムズのローガン・サージェントがスピンを喫したのだ。

 レースは7周目から再開。タイミングを図ったラッセルが頭ひとつ抜け出す中、ピアストリは当初、暖まりの良いソフトタイヤを履くサインツJr.にせっつかれる形になった。

 ただ9周目にもなるとミディアムタイヤのペースがソフトタイヤ勢を上回るように。ソフトタイヤは、走り出し直後こそ好パフォーマンスを発揮したが、デグラデーションがかなり大きかったのだ。息を吹き返したピアストリはギャップを削り、11周目のターン1でラッセルを攻略した。

 その直後、ターン2で3台が絡むクラッシュが発生。アルピーヌのエステバン・オコンとセルジオ・ペレスがハースのニコ・ヒュルケンベルグを挟む形となり、3台はリタイアとなった。

 このクラッシュによって3度目のセーフティカーが出動し、マシンの回収が終わると15周目から3度目のレース再開となった。

 逃げを打つピアストリに対してラッセルは迫れず、逆に翌周にはフェルスタッペンの先行を許して3番手へダウン。ラッセルと同様に、ソフトタイヤ勢はミディアムタイヤ勢に追い回されるレース後半となった。

 フェルスタッペンはファステストラップを記録しながらトップを追うも、ピアストリも一歩も引かず。結局ピアストリが逃げ切って、スプリント初制覇を達成した。決勝レースではないものの、これがピアストリのF1での“初優勝”となった。

 フェルスタッペンが2位に入り、ドライバーズランキング2番手のペレスが無得点に終わったことから、3年連続のドライバーズチャンピオン獲得が確定した。

 3位には最終盤にラッセルを交わしたノリス。マクラーレンはトップ3に2台が入った。

 ラッセルは4位。終盤は厳しい戦いを強いられたものの、チームメイトのルイス・ハミルトンの前でチェッカーを受けることができた。

 フェラーリ勢は6~7位。8位の1点をミディアムタイヤで走ったアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が掴んだ。

 アルファタウリの角田裕毅は12位。スプリントシュートアウトではトラックリミット違反によってQ1敗退を喫し、レース序盤は最後尾を走ったが、多くのマシンがリタイアしたこと、そして最後のセーフティカー中に3台がピットストップしたことでポジションを上げた。ただ、レース中はペースに苦しむシーンが目立った。

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みんなのコメント

3件
  • 角田がアストンマーチンではなくレッドブルのシートを目指しているのは、HONDAファンとしてはとても喜ばしい
  • 角田とは格が違い過ぎる
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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