【MotoGP】クラッシュ2回が小椋藍の走りに影響与える「自信を得られていない。一貫性を取り戻す必要がある」

　トラックハウスの小椋藍はMotoGPオランダGPのスプリントで17番手フィニッシュ。厳しいレースとなったが、この週末の転倒から、なかなか自信を取り戻すことができていないようだ。

　小椋は初日のプラクティスでハイサイド転倒があり、マシンが炎上。ライダーには幸い怪我はなく、その後も走行を続けられた。

　しかし翌日の予選で小椋は再び転倒。ここでも怪我は避けられたが、20番グリッドと下位からのスタートとなり、スプリントでは順位をさほど上げていくことができず17番手でのフィニッシュに留まった（レース後、ライバルのペナルティで16位に繰り上がり）。

「スプリントは最高の1日にはなりませんでした」

　小椋はそう語る。

「まず、グリップがあまり良くなかったんです。そして1周目は他のライダーをオーバーテイクしていくのが凄く難しかったですね。最初の4つのコーナーで、皆がだいたい同じラインを採っていて、何か違いを生み出すのが簡単ではないんです。それで僕も後ろでスタックしていました」

「その後も序盤のラップと比較して皆のペースは上がっていきましたが、僕は追い越しに苦戦していて、レースではポジションを上げることができませんでした」

　小椋は今週末、転倒の影響で自信を深められていないと説明しており、一貫性を取り戻す必要があると語った。

「今週末は全体的にかなり厳しくなっています。普段なら、僕は周回を重ねていって自信をつけていくのですが、昨日はクラッシュしてしまいました」

「今日は自信をつけていこうとした矢先に、またクラッシュしてしまいました。なので自信を得られていないんです。もう少し、フィーリングや一貫性を取り戻していく必要があります」

Comments

[papaya]

自己分析がさすがですね

[kakikuikodareda]

写真見ても、乗り辛そうな様子。