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新型「ディフェンダー」約3年ぶりに復活! 21世紀仕様となった新たな実力とは

■ディフェンダーが、「90」と「110」のふたつのボディタイプで戻ってきた!

 ランドローバーの新型「ディフェンダー」が、フランクフルトモーターショー2019で世界初公開されました。
 
 ディフェンダーの初代モデルは、1983年に生産が開始された「110」からその歴史が始まっています。
 
 その110は、1971年にローンチした「シリーズIII」の外観デザインが踏襲されており、そのどこか愛らしいフロントマスクは初代ディフェンダーに受け継がれていました。初代ディフェンダーが長く愛されてきた理由のひとつがここにあります。
 
 今回、登場した新型ディフェンダーは、初代の「ディフェンダーらしさ」をどこまで受け継ぎ、また現代の熾烈なSUV市場で勝ち抜いていく実力があるのでしょうか。

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 現在ランドローバーでは、卓越したラグジュアリーや洗練性を兼ね備えた「レンジローバー」ファミリー、高い走破性と優れた多用途性を誇る「ディスカバリー」ファミリーがあります。これに「ディフェンダー」ファミリーが加わり、ランドローバーのラインナップがついに完成しました。
 
 新型ディフェンダーは、まず最初に「ディフェンダー110」が市場に投入され、その後にショートホイールベースの「ディフェンダー90」、さらに2020年に商用モデルが導入される予定です。

 新型ディフェンダーは、21世紀仕様にすべてを刷新し、スマートで高機能、そして安全でどのカテゴリーにも属さないような唯一無二の存在として開発されました。
 
 まずひと目でディフェンダーの新型だとわかる外観デザインとなりました。短いフロントおよびリアのオーバーハングは、初代ディフェンダーから受け継がれたものですが、優れたアプローチ・アングルとデパーチャー・アングルを実現するためのものです。
 
 直立したフォルム、ルーフ後方に取り付けられた「アルパインライト」ウインドウ、横開きのリア・テールゲート、外付けスペアタイヤなど、初代ディフェンダーの特徴を新たな形で取り込み、21世紀仕様の最新の四輪駆動車に仕上がっています。
 
 ランドローバーのチーフ・デザイン・オフィサーであるジェリー・マクガバン氏は、「新型ディフェンダーは、これまでの歴史をリスペクトしながらも、過去に囚われてはいません。まさに新時代にふさわしい新しいディフェンダーです。独自のシルエットと最適化されたプロポーションが、ほかに類をみない個性を際立たせています。
 
 また、妥協のないデザイン、そしてエンジニアリングにより、視覚的にも人々を惹きつける 4×4 となり、購買意欲を掻き立て、傑出した走破能力をもったモデルを作り上げることができたのです」と述べています。

あえて見せるインテリアでタフさをアピール

 インテリアにも初代ディフェンダーのエッセンスは受け継がれています。通常は見えないように設計される構造物や装具を露出させ、シンプルさと実用性を強調しています。
 
 革新的な特徴として、シフトレバーがダッシュボードに取りつけられました。これによりオプションで「ジャンプシート」が選べるようになりました。この ジャンプシートは初期のランドローバーのモデルであったように、フロントシートを3人掛けにすることができます。
 
「ディフェンダー110」は、5シートと6シート(「ジャンプシート」選択時)、5+2シートの3タイプから選ぶことができます。
 
 2列目シート後ろの積載能力は最大で1075リッター、シートを倒した際は2380リッターまで拡張可能です。
 
「ディフェンダー90」の全長は、ファミリー向けコンパクト・ハッチバックと同等のサイズになる予定で、乗車定員は5名です(「ジャンプシート」選択時は6名)。
 
 車内は実用的で革新的なテクノロジーにより、耐久性の高いラバー素材である「ラバーフローリング」が採用されました。泥汚れをはじめあらゆる汚れを簡単に落とすことができます。
 
 また、オプションの「フォールディング・ファブリック・サンルーフ」を選択すると、屋根を開けた状態にすることができ、「ディフェンダー110」の2列目シートでは、停車時に立ち上がってサファリを訪れているような感覚さえも楽しむことができます。
 
 シャシはランドローバーが新たに極限環境向けに開発した「D7x」アーキテクチャーが採用されています。軽量アルミニウムのモノコック構造で、ランドローバー史上もっとも頑丈なボディ構造です。従来のラダーフレーム構造に比べ、約3倍のねじり剛性を実現しました。
 
 エンジンは4種ラインナップします。マイルド・ハイブリッドテクノロジーを搭載した4気筒P300とパワフルな6気筒P400のガソリンエンジン、D200とD240の4気筒ディーゼルエンジンの4種類です。
 
 2020年にはプラグインハイブリッドも追加予定です。

■ディーラーに行かなくても車両のアップデートができる!

ディーラーに行かなくても車両のアップデートができる!

 オフロードでの走破能力と耐久性、オンロードでの快適性にもさらに磨きがかかりました。
 
 新型ディフェンダーで新たに採用する「コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス」では、オフロード経験が豊富なドライバーが状況に応じて細かな車両設定をおこなうことが可能で、これからオフロードを楽しみたいドライバーも、「インテリジェント・オート機能」を利用して地形に合わせたモードをシステムで検出して、安全に走行することができます。
 
 新設計のボディの最低地上高(エア・サスペンション)は291mmで、類まれなるオフロード・ジオメトリーを可能としました。「ディフェンダー110」のアプローチアングルは38度、ブレークオーバー・アングルは28度、デパーチャー・アングルは40度です(オフロード走行時の高さ)。
 
 また、「テレイン・レスポンス2」の新たなウェイド・プログラムにより、最大渡河水深は900mmを実現しました。
 
 注目の装備に「ClearSight グラウンドビュー」があります。通常ボンネットで隠れて見えない前輪のすぐ前方エリアを、車内中央のタッチスクリーンに表示することで、フロント下180度の視覚を確保できます。
 
 このタッチスクリーンには、ジャガー・ランドローバーの最新インフォテイメント・システム「Pivi Pro」が初採用され、より直感的かつユーザーフレンドリーになっていて簡単に操作ができるようになっています。
 
 さらにディフェンダーでは、Software-Over-The-Air(SOTA)テクノロジーが進化し、リモートでアップデート情報を受信できる14の独立モジュールを搭載しています。これにより、アップデート情報が次々と車両に転送され、迅速に、またランドローバーのディーラー店舗を訪れる必要もなく、車両の更新をし続けることができるようになります。

 グレード展開は、最上級の「DEFENDER X」、そしてスタンダードモデルの「S」、「SE」、「HSE」を用意しています。また、製造開始から1年間限定の「ファーストエディション」も用意されます。
 
 さらに、それぞれ特徴のある厳選したオプションや機能を盛り込んだ4種類のアクセサリーパック(「エクスプローラー・パック」、「アドベンチャー・パック」、「カントリー・パック」、「アーバン・パック」)もあり、ランドローバー史上最も多様なパーソナライズが可能です。
 
 エクステリアの塗装の耐久性をさらに高める新たなオプションとして、「サテン・プロテクト・フィルム」が用意されます。この無溶剤のラップフィルムは、ひっかき傷や石はねによる傷から塗装を保護するものです。
 
 ラップフィルムの施工は工場でおこなわれます。カラーは、インダスシルバー、ゴンドワナストーン、パンゲアグリーンの3色から選ぶことができ、塗装を保護しながら、ユニークかつコンテンポラリーな仕上がりになるのが特徴です。