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約200万円! トヨタ最安の“7人乗りミニバン”「シエンタX」どんなクルマ? お買い得すぎる「シエンタ X」どんな人が買うのか

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約200万円! トヨタ最安の“7人乗りミニバン”「シエンタX」どんなクルマ? お買い得すぎる「シエンタ X」どんな人が買うのか

■トヨタ人気ミニバン「シエンタ」最安モデルとは

 トヨタのコンパクトミニバンとして人気を集める「シエンタ」ですが、ラインナップのなかには約204万円と低価格帯で設定されている「X」グレードがあります。

【画像】超カッコイイ! トヨタ「“最安の7人乗り“ミニバン」を画像で見る(40枚)

 では他のグレードと比べてどう違うのでしょうか。

 シエンタは、7人乗りの3列シート車として、初代が2003年9月に登場しました。

 現行モデルは2022年8月に登場した3代目で、従来のシエンタから続く「扱いやすい5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」はそのままに、使い勝手の良い室内空間に磨きがかかったモデルに進化しています。

 なかでも2列目シートが見直され、大人が最大7人乗車してもゆとりのある室内空間を確保。デザインには丸みのあるシカクマルシルエットが取り入れられ、こなれ感のあるスタイリングも特徴的です。

 そんなシエンタには「Z」「G」「X」の3グレードがラインナップしていますが、そのなかのエントリーグレードのXは7人乗りが203万5200円、5人乗りが199万5200円(消費税込み)と、3列シート・7人乗りの新車として国内最安値を誇る価格帯に設定されています。

 では他のグレードと比べてどう違うのでしょうか。細かく見ていきましょう。

 エクステリアは、シンプルな樹脂フルキャップのスチールホイールや、ブラックのグリルモール、2灯式LEDヘッドランプなど、Gグレードと同様の装備となっています。

 ボディカラーはモノトーン、ツートーンカラー合わせて全9色展開ですが、Xではプラチナホワイトパールマイカ、ブラック、ベージュ、アーバンカーキの4種類から選ぶことができます。

 なおシート表皮はGグレードと同様のファブリックで、内装色はブラックです。

 インテリアについてもインフォメーションディスプレイがアナログメーターであったり、Zグレードのハイブリッド車ではシフトレバーにエレクトロシフトマチックが標準装備されるのに対し、ストレート式シフトレバーが備わるなど、Gグレード同様の装備と、かなりシンプルな仕上がりです。

 ではGとXグレードでの違いはというと、Gではオートエアコンが備わるのに対しXのガソリン車ではマニュアルエアコンが搭載されるほか、Xではパワースライドドアが助手席側のみの設定となっています。

 一方パワートレインはそれぞれに1.5リッター3気筒エンジンガソリンと同エンジン+ハイブリッドモデルが用意され、乗車定員も7人と5人の両方を設定。

 数値についてはガソリンモデルは最高出力120馬力・最大トルク145Nm、WLTCモードの燃費は7人乗りで18.3km/L、5人乗りで18.4km/Lと、必要にして十分ともいえます。

 また安全に関わる衝突被害軽減ブレーキやレーダークルーズコントロールなどを含めた先進安全装備の「トヨタ セーフティ センス」も、G同様の内容が標準装備されます。

 さまざま違いを見てきましたが、なかでも大きな違いとして挙げられるのは、他のグレードでは標準装備となっているディスプレイオーディオが非装着な点です。

 当然オーディオ類は非装着の「オーディオレス」仕様となるほか、ディスプレイがないためにパノラミックビューモニターもありません。

 この点について不足を感じてしまうかもしれませんが、最近では純正にこだわることなく市販品を安価に購入する方法もあります。

 価格を抑える点を重視するのであれば他の選択肢を考えてみるのが良いでしょう。

 最安値のXとGのガソリンモデルでの価格差は34万2300円。Xでも必要最低限の装備が備わっていることを考えれば、お買い得グレードといえるかもしれません。

※ ※ ※

 シエンタのXグレードの反応について、都内トヨタ販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「Xグレードだと必要最小限の装備となっていて、なかでもナビがついていない点が大きな差です。

 またスライドドアが助手席側のみが自動となっていて、両側にするというオプションが無いのも違いのひとつです。

 Gグレードとの差が30万円ほどなので、やはりあれこれ装備を考えていくとGもしくはZグレードをお選びいただく方が多いですね。Xは法人さんの利用が多いです。

 それでもシンプルで良いというお客さまや、7人乗りであれば安いほうが良いというお客さまですとか、Xを選ばれる個人のお客さまもいらっしゃいます」

 なお、現在シエンタはオーダーが止まっている状況だといい、現時点でのオーダー再開時期は未定とのこと。担当者によれば「話ができるようになるのは早くても5月から7月頃になると思われます」と話していました。

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みんなのコメント

17件
  • kkc********
    ACCもパワースライドドアも付いて200万なんだ。
    これはミニバンのミライースなのかも知れない。
  • きみちゃん
    シエンタ買わない人は、ホンダ党とアンチトヨタ。お金じゃ無いなよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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