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セロー250の造形デザインは20代女性が担当 “カモシカ”だけど“馬”なセローのスタイル

■20代女性が造形をデザインしたヤマハ「セロー250」

 2020年モデルを持って国内市場から姿を消すヤマハセローは、2005年のモデルチェンジの際に大幅な改良が加えられました。

ヤマハ「セロー」はライダーの個性を助けるバイク 変化を求めずに深化を求めたセローの良さとは?

 250ccの新エンジン、新フレームの採用などの他、フロントのトレール量見直しなど、走行に関わる面でのブラッシュアップが図られたセロー250ですが、外観のデザインに関してはどのような進化を遂げたのでしょうか。

 ヤマハ発動機 PF車両開発統括ST開発部ST設計Grの橋本貴行さんは開発当時の様子を次のように話します。

「2005年にセローを250cc化したときに、当時の開発者がかなり気にしたのが“馬の背中のライン“を意味する“ギャロッピングライン”です。セローはカモシカなのに馬かよとツッコまれると困りますが(笑)、セローという名前を受けて250ccモデルへ進化していくわけなんですけど、セローとしてどういうふうに生まれ変わって行くかということで、動物的なフォルムというものを大事にしています。

 1997年に登場したセロー225WEもすでにギャロッピングラインを持っていましたが、それを踏襲しながらセロー250を作っています。この時の商品企画と造形のデザインは実は20代の女性が行っています。

 当時は“セローは草食動物のカモシカなので”ということで、もう少し“優しく”したいということでした。そのため、角目が主流だったオフロードバイクの中では珍しい丸目のヘッドライトを積極採用しています。

■「優しさ」というスパイスを加えたセロー250

 ただし丸目ですが、丸目からヘッドライトカバーのエッジに至るまでは丸から六角形にデザインを変えていき、優しさから角張った感じとすることでオフロードテイストを醸し出しています。

 初期型ではフロントのハンドルスタンディング(グラブバー)が四角でしたが、ロープを引っ掛けて前から引っ張る時に端っこに寄ってしまうんです。ですからそのままの状態で引っ張るとハンドルが切れてしまうんです。

 そのため、250ccモデルでは先を尖らせ出来るだけロープ掛けが中心に集まるように工夫されています。それを交えながら丸から六角形にデザインされていきます。

 また、シュラウドなどもかなり丸みを帯びていますが、デザインコンセプトとしては“ワン・フォルム・ムーブメント”と“ナチュラル・フォルム”、“ファンクショナル・ビューティー”という3つのものを掲げていました。

 開発部門はデザインを実際に形にする際、かなり苦労したようですが、最終的にはこうした形になりお客様に受け入れられました。セローには“優しさ”というスパイスが入っているということをご承知いただければと思います」。

※ ※ ※

 スペックを追うこと無く、ユーザーに寄り添い続けることで、多くのファンを生み出したセロー・シリーズ。初代モデルのコンセプトからブレることなく作られ続けてきからの魅力がセロー250にはあるのかもしれません。

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