現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 市中で運転しやすさ実感 シトロエンC3 エアクロス・ハイブリッド(2) 子育て世代にドンピシャ

ここから本文です

市中で運転しやすさ実感 シトロエンC3 エアクロス・ハイブリッド(2) 子育て世代にドンピシャ

掲載
市中で運転しやすさ実感 シトロエンC3 エアクロス・ハイブリッド(2) 子育て世代にドンピシャ

1.2Lハイブリッドの過不足ない加速

4.4mのボディに3列シートを実現した、シトロエンC3 エアクロス。試乗したのは電圧48Vの電動アシストが備わる、1.2L 3気筒ターボのハイブリッドで、最高出力は146psある。ファミリー・クロスオーバーとして、加速力は過不足ない。

【画像】コスパ抜群の7シーター シトロエンC3 エアクロス・ハイブリッド サイズの近いSUVは? 全132枚

実際の計測では、0-100km/h加速は9.9秒。カタログ値の10.1秒を縮めてみせた。電気モーターがトルクを補完する印象は薄いものの、高速道路の合流などで、気合を入れる必要性は低いだろう。シトロエンへ期待する、余裕まではないかもしれないが。

渋滞時には、電気モーターだけでの走行も不可能ではないが、アクセルペダルはそっと傾ける必要がある。少し深めに踏んだだけで、エンジンはすかさず始動する。

ちなみに、1.2Lの非ハイブリッドと6速MTの組み合わせも、英国には導入される。最高出力は100psで、0-100km/h加速は10.6秒。高負荷時のエンジンノイズが大きい。トルクが細くタコメーターがないため、滑らかな発進・変速は難しいかもしれない。

市街地や駐車場で実感する運転のしやすさ

6速デュアルクラッチATのシフトセレクターにはLモードが備わり、回生ブレーキを僅かに強くできる。効果は限定的のようだが。走行中に、ドライバーが任意のギアを選ぶことはできないものの、CVTのようなラバーバンド感がないのは好ましい。

シトロエンがアドバンスド・コンフォートと呼ぶサスペンションは、英国の一般道でまずまずの能力を発揮する。ある程度整った路面なら、非常に快適。魔法のじゅうたん、と表現するほどではないとしても。

ステアリングホイールは軽い力で回せ、反応は比較的クイック。ボディロールは小さくないが、しっかり抑制されている。グリップ力も頼もしく、普段使いの安心感は高い。交差点の多い市街地や、狭い駐車場で運転のしやすさを実感するだろう。

ただし、高速道路ではステアリングが軽すぎるように思え、好印象が少し薄れる。ソフトなスプリングが組まれたサスペンションは、うねるような路面で減衰力が足りない場面もある。もう少し、操縦性や姿勢制御には締りが欲しい。

7シーターのSUVとしては良好な燃費

車重が増える、バッテリーEV版のe-C3 エアクロスの方が、乗り心地は安定する印象。シトロエン自慢の油圧バンプストッパーを備えるサスペンションは、スマートカー・プラットフォームの軽いモデルでは、実力を発揮しにくいのかもしれない。

運転支援システムは、衝突被害軽減ブレーキに車線維持支援、ドライバー監視、制限速度警告が標準。アダプティブ・クルーズコントロールは備わらない。いずれも動作は安定し、一部はハードボタンで簡単にオフにできる。

1.2Lハイブリッドの燃費は、市街地で19.2km/L。高速道路の巡航では、14.7km/Lへ悪化した。7シーターのSUVとしては良好ながら、このクラスならもう少し伸びても良い。

充実の標準装備で、コストパフォーマンスは間違いなく優れる。ひと回り小さいトヨタ・ヤリス・クロスより、英国では約1000ポンド(約20万円)お安い。7シーターを選ぶには、上級のマックス・グレードを指定する必要があるけれど。

コスパ抜群 子育て中の家族にうってつけ

個性的なスタイリングの小さなボディに、7シーターのパッケージングを実現したC3 エアクロス。コスパも抜群で、両親や友だちと一緒に移動したい、子育て世代にはうってつけだろう。3列目を起こすと、荷室は狭いけれど。

146psのハイブリッドは、動力性能も充分あり運転しやすい。洗練性や燃費はやや物足りないかもしれないが、魅力的なSUVであることは間違いない。3列目シートをクルマから降ろせる仕様なら、より理想的だったかもしれないが。

価格価値や、シトロエンらしいシンプルさを求める向きには、5シーター仕様の1.2L非ハイブリッドも好ましい。大胆な新モデルとして、高く評価せずにいられない。

◯:充実の標準装備でコスパ抜群 7シーター仕様でも安価 快適性重視のシャシー設定
△:部分的に安っぽい内装 期待ほど実用性は高くないかも もっと燃費は伸ばしたい

シトロエンC3 エアクロス・ハイブリッド・マックス(英国仕様)のスペック

英国価格:2万7330ポンド(約558万円/試乗車)
全長:4395mm
全幅:1850mm
全高:1660mm
最高速度:201km/h
0-100km/h加速:10.1秒
燃費:16.7-20.3km/L
CO2排出量:121g/km
車両重量:1348kg
パワートレイン:直列4気筒1199cc ターボチャージャー+電気モーター
使用燃料:ガソリン
最高出力:146ps(システム総合)
最大トルク:23.4kg-m(システム総合)
ギアボックス:6速デュアルクラッチ・オートマティック/前輪駆動

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

シンプル仕様で味わう実力 プジョー308 1.2T ピュアテック(2) 操縦性や乗り心地は最高水準
シンプル仕様で味わう実力 プジョー308 1.2T ピュアテック(2) 操縦性や乗り心地は最高水準
AUTOCAR JAPAN
至極滑らかなEV 馴染みやすいHV フィアット600と600e(2) 目立った弱点ナシ
至極滑らかなEV 馴染みやすいHV フィアット600と600e(2) 目立った弱点ナシ
AUTOCAR JAPAN
洗練度が光る1.5L HV登場 メルセデス・ベンツCLA ハイブリッド  あえて選ぶ理由は小さい?
洗練度が光る1.5L HV登場 メルセデス・ベンツCLA ハイブリッド  あえて選ぶ理由は小さい?
AUTOCAR JAPAN
新時代は人気SUVから BMW iX3 50に初試乗 技術は飛躍的な進歩 UK編の第一印象は?
新時代は人気SUVから BMW iX3 50に初試乗 技術は飛躍的な進歩 UK編の第一印象は?
AUTOCAR JAPAN
かつての「らしさ」復活? プジョー308 1.2T ピュアテック(1) 3気筒ターボのハード確認
かつての「らしさ」復活? プジョー308 1.2T ピュアテック(1) 3気筒ターボのハード確認
AUTOCAR JAPAN
カワイイ500のお兄さん フィアット600と600e(1) HVかEV選べるハードをチェック
カワイイ500のお兄さん フィアット600と600e(1) HVかEV選べるハードをチェック
AUTOCAR JAPAN
前回のレポート車からアップデートされた部分をチェック!【帰ってきたヒョンデ・アイオニック5長期レポート #2】
前回のレポート車からアップデートされた部分をチェック!【帰ってきたヒョンデ・アイオニック5長期レポート #2】
AUTOCAR JAPAN
20周年を迎えたアストン マーティン・ヴァンテージの現在地【日本版編集長コラム#60】
20周年を迎えたアストン マーティン・ヴァンテージの現在地【日本版編集長コラム#60】
AUTOCAR JAPAN
【渡辺敏史がラストラン】レクサスLCと名機2UR-GSEが終焉間近!8年をかけて極まった乗り味を阿蘇路で味わう
【渡辺敏史がラストラン】レクサスLCと名機2UR-GSEが終焉間近!8年をかけて極まった乗り味を阿蘇路で味わう
AUTOCAR JAPAN
新車112万円から! トヨタ最新「“4WD”セダン」が凄い! 全長3.4mちいさなボディで「リッター23キロ超え」の低燃費! “安全機能”も十分のシンプル仕立て「ピクシス エポック」最安四駆モデルとは?
新車112万円から! トヨタ最新「“4WD”セダン」が凄い! 全長3.4mちいさなボディで「リッター23キロ超え」の低燃費! “安全機能”も十分のシンプル仕立て「ピクシス エポック」最安四駆モデルとは?
くるまのニュース
PHEVなのに398.2万円から。BYDシーライオン6は、まさに「価格破壊」。静かで快適な移動を求める人も、必見のクルマだった件
PHEVなのに398.2万円から。BYDシーライオン6は、まさに「価格破壊」。静かで快適な移動を求める人も、必見のクルマだった件
月刊自家用車WEB
スズキ新「“本格四駆”SUV」が凄い! 最上級より「70万円以上オトク」かつ“200万円未満”で買える! ちいさな“カクカクボディ”×選べる2つのトランスミッション! 「ジムニー」シリーズ最安モデルって?
スズキ新「“本格四駆”SUV」が凄い! 最上級より「70万円以上オトク」かつ“200万円未満”で買える! ちいさな“カクカクボディ”×選べる2つのトランスミッション! 「ジムニー」シリーズ最安モデルって?
くるまのニュース
トヨタ「“新”シエンタ」“注文殺到”で受注停止に! 「7ヶ月以上は買えません」のケースも!? 新車208万円スタート&装備充実化の「5ナンバーミニバン」 最新の動向は?
トヨタ「“新”シエンタ」“注文殺到”で受注停止に! 「7ヶ月以上は買えません」のケースも!? 新車208万円スタート&装備充実化の「5ナンバーミニバン」 最新の動向は?
くるまのニュース
ポルシェ911が電動ターボ2機がけで異次元の速さに! 怪物化した「911ターボS」衝撃のマイチェン
ポルシェ911が電動ターボ2機がけで異次元の速さに! 怪物化した「911ターボS」衝撃のマイチェン
WEB CARTOP
トヨタ「新プロボックス」発売に反響殺到! 最新メーター&ハンドル採用×クルーズコントロール搭載で「最強すぎるだろ!」「通勤にイイ!」と称賛も! 超人気「ライトバン」23年目の進化とは!
トヨタ「新プロボックス」発売に反響殺到! 最新メーター&ハンドル採用×クルーズコントロール搭載で「最強すぎるだろ!」「通勤にイイ!」と称賛も! 超人気「ライトバン」23年目の進化とは!
くるまのニュース
【トムスとキントが共同で立ち上げ】スポーツカーを借りて乗るという選択!黒木美珠が『モスキン』でGRの3台を試乗
【トムスとキントが共同で立ち上げ】スポーツカーを借りて乗るという選択!黒木美珠が『モスキン』でGRの3台を試乗
AUTOCAR JAPAN
レクサスが新「本格“3列・7人乗り”大型SUV」発表! 全長5m級「おおきなボディ」×無骨な「カクカクデザイン」で超カッコいい! 一部仕様変更された新「GX550」2026年モデルカナダで発売
レクサスが新「本格“3列・7人乗り”大型SUV」発表! 全長5m級「おおきなボディ」×無骨な「カクカクデザイン」で超カッコいい! 一部仕様変更された新「GX550」2026年モデルカナダで発売
くるまのニュース
普通の自転車には戻れない... 荷物も坂も全部ゴリ押し!? 免許不要で乗れる“漕がない電動モビリティ”「モペロ ミニ・カーゴ」ってどんなモデル? ネットでの反響とは
普通の自転車には戻れない... 荷物も坂も全部ゴリ押し!? 免許不要で乗れる“漕がない電動モビリティ”「モペロ ミニ・カーゴ」ってどんなモデル? ネットでの反響とは
VAGUE

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

339 . 0万円 364 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

23 . 0万円 275 . 0万円

中古車を検索
シトロエン C3の買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

339 . 0万円 364 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

23 . 0万円 275 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村