アマール・ファヤに訊く 電動SUVのデザイン
text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)
【画像】Q4スポーツバックeトロン・コンセプト【クーペSUVのデザイン詳細】 全43枚
アウディが発表したクーペスタイルの新たな電気自動車SUVコンセプト、「Q4スポーツバックeトロン」。
この美しいクーペSUVコンセプトは、今後市販モデルの開発が進められ、来年にはヨーロッパで発売される見込みだ。
流麗なスタイリングを描いたデザイナーのアマール・ファヤに、AUTOCAR編集部は話を聞くことができたのでご紹介しよう。
ーーコンセプトと市販モデルはどの程度近いのでしょうか?
90%といったところです。本コンセプトでは、少しワイドに、低くしました。
市販型では、バンパーのディテールが変わり、ドアハンドルは(フラッシュハンドルではなく)通常のものになります。そして、21インチのホイールが装着されます。
フラッシュハンドルの実用化は?
ーー多くのコンセプトカーでフラッシュハンドルをよく見かけますが、いつ実現するのでしょうか?
将来的には、タッチボタンでドアを開けることができるフラッシュ式になるでしょう。
しかし、このクルマはコンパクト・セグメントなので採用できませんでした。テクノロジーが安価になれば、可能な限り実現していくつもりです。
ーー今回のデザインで、一番苦労したことは何ですか?
Aピラー周りの部分です。ホイールはボディの隅に配置されているので、デザイナーにとっては幸いです。
しかし、Aピラーがあまりにも前に出ているので、最初はミニバンのようなシルエットになってしまうのではないかと悩んでいました。
そこで、ボンネットからドアミラーにかけて彫り込むようなラインを配し、ボンネットが長く見えるようにしました。
SUVボディと電動化の将来
ーーSUVが空力的に不利ということを考えると、航続距離がシビアなEVのデザインは、今後どのように進化していくのでしょうか?
人々が求めるドライビングポジションを実現するためには、今のところ妥協しなければなりません。
しかし、軽量化と空力特性の改善は必要です。現在のトレンドは、より合理的で技術的に進んだものに取って代わられると思います。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
便利な「ドライブレコーダー」 まさかの「バッテリー上がり」招く可能性も!? 「駐車監視」の注意点とは
マツダ「新型“最上級”ステーションワゴン」!? まさかの「復活」に期待の声も! 次期「MAZDA6“ワゴン”」予想CGが「カッコイイ」と反響集まる
やってはいけない「マフラー交換」5例。「爆音」「落下」「黒焦げ」など本当にあったダメなカスタムをお教えします
イタリアーンないすゞ車?! 当時の国産車の倍もしたのにヒットしたクルマ いすゞ117クーペがオシャレすぎた!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?