最初のレクサスSUV「LX」はランクルベースだった
レクサス最初のモデルは1989年に投入されたセダンの「LS」と「ES」で、SUVとして導入された最初のモデルは1996年に投入された「LX450」です。LXは「Luxury Crossover=ラグジュアリー・クロスオーバー」の意味をもち、基本的にLX系は「トヨタ ランドクルーザー」と共通性が高いモデルです。
初代LXは「ランドクルーザー80」、2代目LXは「ランドクルーザー100」、3代目LXは「ランドクルーザー200」と共通点があります。エンジンも基本的に同様で、初代は直6の4.5L、2代目はV8の4.7L、3代目はV8の5.7Lを搭載。3代目の5.7Lは日本仕様のランドクルーザー200には設定はありませんが、米国仕様のランドクルーザー200には設定されています。内外装のフィニッシュはランドクルーザーよりも豪華ですが、走りの性能についてはランクルそのもの。ヘビーデューティな仕様となっています。
2機種目のレクサス「RX」はハリアーの兄弟車
2機種目のレクサスSUVは日本では「トヨタ ハリアー」として発売されていたモデルで、1997年に発表、翌98年から北米での販売が開始された「RX」です。RXは「Radiant Crossover=ラディアント(さんさんと輝く)クロスオーバー」という意味をもちます。LX同様にハリアーよりも内外装を上質なものとしているところが最大の特徴です。初代は1998年、2代目は2003年発売で、この2代目までは日本ではハリアーとして発売されていました。
レクサスRXとしての日本導入は2009年に登場した3代目からで、この時点でハリアーとレクサスRXは別系統に分かれます。3代目RXは2015年まで販売され、2015年に4代目にバトンタッチします。初代RXはカムリのプラットフォームを使って作られたモデルであり、その後も乗用系プラットフォームで作られ続けているクロスオーバーSUVで、オンロードでの性能が重視されているモデルといえます。当初はV6の3Lエンジンのみで始まったRXですが、2代目のシリーズ途中でハイブリッドモデルを追加、現在は4気筒の2Lターボと、V6の3.5L+モーターのハイブリッドが用意されます。
日本未導入のモデルと、3機種目、4機種目のレクサス専用のSUV
レクサス3機種目のSUVとして導入されたのが「GX」というモデルですが、名前を聞いたことがない人も多いと思います。それもそのはず、GXは日本では導入されていないレクサスモデル。GXは日本では「トヨタ ランドクルーザー プラド」として販売されているモデルとなります。GXの車名は「Grand Crossover =グランド・クロスオーバー」という意味をもちます。GXの導入は2002年で、2009年に2代目にモデルチェンジしています。初代、2代目ともに搭載エンジンはV8で初代は4.7L、2代目では4.6Lとなります。LX同様にヘビーデューティなモデルとなります。
2013年に発表された4機種目でようやくレクサス専用となるモデルである「NX」が登場します。NXの車名は「Nimble Crossover=ニンブル(軽快な)クロスオーバー」という意味をもちます。NXは3代目ハリアーなどと同じMCプラットフォームを用いて作られた比較的コンパクトなクロスオーバーSUVで、全長4630mm(マイナーチェンジ後は4640mm)×全幅1845mm×全高1645mm。現行「RAV4」のアドベンチャーが全長4610×全幅1865mmなので、RAV4よりも若干長く、幅は20mm狭いというディメンションです。パワーユニットは2L 4気筒ターボと、2.5L 4気筒+モーターのハイブリッドの2種となります。
レクサスSUVの5機種目となるのは2018年に発表された「UX」です。UXは「Urban Crossover=アーバン・クロスオーバー」の意味をもちます。UXのプラットフォームは「トヨタ C-HR」などと共通のGA-Cで、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に含まれます。UXはNXよりもさらにコンパクトなモデルで、全長はNXよりも145mm短い4495mm、全幅は5mm狭い1840mmです。リヤハッチがかなり傾斜したパッケージングで実用性よりもスタイリッシュさを追求したモデルとなっています。パワーユニットは2L 4気筒自然吸気と、2L 4気筒+モーターのハイブリッドの2タイプとなります。
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