■ダイナミックなデザインになった! 「次期型カングー」コンセプト
グループ・ルノーは、2019年11月19日から23日にフランス・リヨンで開催された、道路と都市輸送の国際ショー、「ソリュートランス(SOLUTRANS)国際ショー2019」において、電気自動車の小型商用車「カングーZ.E.コンセプト」を発表しました。
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カングーZ.E.コンセプトは、2020年に登場予定の第3世代の新型「カングー」を予感させるモデルです。あくまでもコンセプトモデルでありショーモデルという扱いになりますが、ダイナミックで彫刻的なデザインが特徴的です。ビジネスやモビリティの変化に対応します。
ヘッドライトデザインは、ルノーの最新デザインアイコンである「Cシェイプ」となり、ルノーのロゴマークを囲むように光ります。
このカングーZ.E.コンセプトは、次期型カングーのショートバージョンのデザインを提示しています。
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初代カングーは、1997年にフランス本国で発売されました。全長4035mm、全幅1675mmに対し全高は1810mmと高く、商用車/乗用車としてヨーロッパを中心に大ヒットとなりました。
日本では2002年に上陸。その居住性や積載性、さらには走りの良さや乗り心地の良さで、若い家族層を中心に大ヒット。長年、ルノー・ジャポンのベストセラーモデルになっています。
2代目カングーはフランス本国では2007年、日本では2009年9月に登場しました。
全高は1810mmと、初代カングーと変わりませんでしたが、全長は4280mm、そして全幅が一気に1830mmまで拡大。この2代目カングーを「デカングー」、初代カングーを「コカングー」との愛称で呼ぶユーザーが多いのは、そのボディサイズのためです。
この2代目・現行型カングーも日本で大ヒット、先代以上の販売台数を記録しています。
また年に1度開催されるオーナーイベント「カングージャンボリー」は、年々規模が大きくなり、2019年に開催された第11回カングージャンボリーには、参加者は約5000名、カングーの参加台数が1714台、すべての参加車両を含めると2422台という、日本最大級のオーナーイベントに成長しています。
なお、新型カングーのローンチは2020年と発表されていますが、日本に上陸するスケジュールはまだ決まっていません。
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