IONIQ5、IONIQ5 N、KONAに続く、日本へ導入するヒョンデのBEV第4弾がINSTER(インスター)。5ナンバーサイズ、長い一充電走行距離、買いやすい価格設定だけでなく、コンパクトサイズらしからぬ充実した安全運転支援機能も特徴であり、魅力である。
かわいさを引き立てるポップなカラーリング
まずはこのカットを見てほしい。ヒョンデ インスターの全ボディカラーを並べたものだが、好きな色はあるだろうか。ちなみに私は、右から2番目のトムボーイカーキである。ワイルドにカスタマイズするのが似合いそうだ。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
今回の主役は、ヒョンデが日本市場へ投入した待望のインスターである。見てのとおりとてもかわいいデザインが幅広い層に受けていて、すでに始まっている受注も順調ということだ。
3種類のラインナップを導入
ラインナップは3グレード展開、価格も魅力的である。ベーシックグレードのCasual(カジュアル)が284.9万円、Voyage(ヴォヤージュ)が335.5万円、装備類が充実したLounge(ラウンジ)は357.5万円である。令和7年度のCEV補助金も最大56.2万円に設定され、これによりさらに買いやすい価格となる。
かわいいデザインに加え、目に見える特徴としてコンパクトなボディサイズがある。全長は4mを切る3830mm、全幅1610mmと日本ではとても扱いやすい5ナンバーサイズだ。ホイールベースは2580mmで最小回転半径も5.3mとなる。車両重量は1300( カジュアル) ~1400kg(ラウンジ)と大きなリチウムイオンバッテリーを搭載するBEVにしてはかなり軽量だ。
上級車に見劣りしない機能とスペック
スペックは、カジュアルがバッテリー容量42kWh/最高出力71kW/最大トルク147Nm、ヴォヤージュとラウンジは49kWh/85kW/147Nmである。前述のようにコンパクトなボディと軽い車両重量ということもあり、走り出すとパフォーマンスに不満を感じる場面はまったくなく、BEVらしく瞬時に最大トルクが発生してとても扱いやすい。
インテリアも好印象。運転席に座ると見えるメータークラスターは10.25インチ、インパネ中央にも同じサイズのディスプレイが配置され、ここにさまざまな機能が集約されてている。その使い方は自然なものなのでヒョンデオーナーはもちろん、初めてでもすぐに慣れて深い階層の機能も簡単に使いこなせるだろう。
メーターも凝っている。ドライブモードとの連動に加え、キューブデザインも加わった。これはIONIC 5やKONAにはなかったものである。特徴は、キューブ形状のメーターがまるで鼓動のように動くことである。その動きは実にゆったりとしていて、まるでリラックスしているときの脈拍のようである。これを見ていると心が落ち着いてくるから不思議だ。
日本市場の要望に応えてペダルの踏み間違いにも対策
ヒョンデは、セグメントの大小で装備や機能に差を付けない。事実インスターには、このクラスでは通常設定すらされないシートヒーターやステアリングホイールヒーター(ヴォヤージュ/ラウンジ)、シートベンチレーション(ラウンジ)が装備されている。
これは安全装備についても同様で、全グレードに採用される機能に加え、先進のデバイスをパッケージして採用した「ヒョンデスマートセンス」も標準化されている。たとえば、ヒョンデ車に装備される、ウインカーと連動してメーター内に車両後方を映し出す「ブラインドスポットビューモニター」は、ヴォヤージュやラウンジに標準装備だ。この機能は実に便利で、たとえば、左折時に車両後方から接近するバイクや自転車がディスプレイで確認でき、安全に貢献してくれるのだ。
日本市場からの要望も採り入れられた。それが「ペダル踏み間違いセーフティアシスト」である。これは日本の軽自動車にも採用されることがある機能だが、輸入車にはまだあまり採用例が少ない。それでもヒョンデは、日本の軽自動車をよく研究し、必要だと判断、採用に踏み切ったのである。これは英断だろう。総合力も高く、インスターは今年、注目の1台である。
ヒョンデ インスター ラウンジ 主要諸元
●全長×全幅×全高:3830×1610×1615mm
●ホイールベース:2580mm
●車両重量:1400kg
●モーター:交流同期電動機
●最高出力:85kW(115ps)/5600-13000rpm
●最大トルク:147Nm(15.0kgm)/0−5400rpm
●バッテリー総電力量:49kWh
●WLTCモード航続距離:458km
●駆動方式:FWD
●タイヤサイズ:205/45R17
●車両価格(税込):357万5000円
[ アルバム : カワイイだけじゃなく実力も高い【ヒョンデ インスター】 はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ「リッター47km」走る“エンジン車”に反響殺到!「プリウス」超える“超低燃費”実現した「3ドアハッチ」に「マジで買います!」の声も!「究極のエコカー」目指した“ES3”コンセプトに注目!
「買ってはいけない新車」4つの特徴──元ディーラーがこっそり教える“在庫優先”の罠、なぜ多くの消費者は見誤るのか?
「迎撃困難なミサイル」発射 ロシア軍の戦闘機基地 ウクライナの反撃を受ける MiG-31およびSu-34が損傷?
ダイハツ「快速・軽ハッチバック」に大反響! 「絶対買う!」「市販化お願い!」熱い声続々と! “パワフル”ターボ×5速MT搭載「ミライース GRスポーツ」まもなく登場に期待!
1.6リッターエンジン搭載で「300馬力」! メーカー初「画期的4WD」×全長4.4m“ちょうどいいサイズ”の「最新SUV」がスゴイ! “快適装備もり沢山”のプジョー「3008 GT HYBRID4」とは?
だってオタクのメーカーが作ったクルマでしょ? いくらゴネても「旧車」のメンテを「ディーラー」じゃ行ってくれない理由
「買ってはいけない新車」4つの特徴──元ディーラーがこっそり教える“在庫優先”の罠、なぜ多くの消費者は見誤るのか?
不正改造車「6台」に「ただちにクルマを直しなさい!」国交省ブチギレ! “大迷惑”な「爆音マフラー装着」「違法ミラー外し」車を“一斉検挙”! 常磐道「友部SA」で検問を実施 取締り強化へ
F1カナダGP FP1速報|フェルスタッペン最速……マクラーレン勢は中団に埋もれる。角田裕毅11番手&ルクレールがクラッシュ!
クルマの消耗品って高け~! 安い社外品でいいや……ってそれでOK? クルマのパーツ「ケチッてもいいとこ」「ダメなとこ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
500eとこの車とどっちにしようかな?
迷うな
これからも末永く1000年ぐらい恨日で盛り上がって下さい
そちらの国に関われない事が非常に残念かつ歓喜の念で一杯ですわ