1976年ポルシェ934
1972年に送り出された911カレラRS 2.7は競技用ベース車両の責務を果たし、カレラRSRで大成功を収める。その後さらなるパワーを得るため、ターボチャージャーを備えるカレラRSRターボへと進化していった。
ポルシェ935スラントノーズを再現! 戦闘機モチーフのレストモッドモデル『ギュンターワークスF-26』公開 価格は約2億6000万円
ポルシェ934は、カレラRSRの後継モデルとしてFIAグループ4規定に則り、1976年シーズンに向けてより戦闘力を高めて製作されたレーシングモデルである。
934は911(930)ターボをベースとしたエボリューションモデルという立ち位置で開発された。グループ4の義務生産台数400台は、好調なセールスを続けていた911ターボによりあっさりとクリアすることができた。
この911ターボは、タイプ934と名付けられることになる新しいグループ4レーシングカーのベースとなるものであった。911ターボの開発過程では、934の要件を考慮した計画が立てられていた。
『改造の制限』という規則に合致させるため、ポルシェは911ターボにオーバークオリティなコンポーネンツを採用し、それらを934にも流用できるようにしていた。例えばトランスミッションは、934の485hpという過酷な負荷に耐えられるよう当初より設計されていた。
KKKターボチャージャーは1.4barで過給し485hpを発揮
エンジンは911ターボの水平対向6気筒2993ccエンジンを基に圧縮比は6.5:1とされ、KKKターボチャージャーは1.4barで過給し485hpを発揮する。燃料供給はボッシュ製Kジェトロニックを備える。当時の規定では、ターボチャージャー付きエンジンの過給機係数は1.4で、3リッターの934は4リッター超の区分に該当し、最低重量は1120kgになってしまった。
ディメンジョンは全長4290mm、全幅1870mm、全高1300mmで、車両重量は規定最低車重と同じ1120kmと発表されている。サスペンションは、調整可能なアンチロールバーを備えたソリッドマウントとナイロンブッシュに改造された。サスペンションの剛性を高めるためにコイルスプリングを追加している。
重い934の制動力は、ポルシェ917由来のベンチレーテッド&クロスドリル加工されたディスクで確保した。このほか強化ハブとBBS製センターロックホイールは16インチ化され、ホイールはフロントに16×10.5、リアは16×12.5が組まれた。
カレラRSRのパフォーマンスを上回ることを確認
グループ4の規定では、ボディの変更はほとんど認められていなかった。そのため911ターボのリアウイングを使用せざるを得ず、従来のインタークーラーを装着できなかった。そのため深くなったフロントエアダムには、オイルクーラーが組み込まれたほか、その横にはリアのインタークーラーへとつながるインテークが設けられた。
934プロトタイプは1975年9月に姿を現し、様々なテストでカレラRSRのパフォーマンスを上回ることが確認された。これにより、クレマーやゲロなどのチームが934へ移行する。
その結果ヨーロッパGT選手権で大成功を収め、ドイツGT選手権でも圧勝し事実上ポルシェ一強の様相を呈した。ル・マン24時間レースでも934は常連で、1977年、1979年、1981年にはクラス優勝を果たしている。
●空冷水平対向6気筒 ●2993cc ●485hp ●303km/h
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ドライバーから「マジでわからん」の声噴出 生活道路の“速度30km/h化”運動の始まりの県でもSNSで大きな話題に「二輪取り締まれよ」の声も
16歳で購入し7台のGT-Rで唯一残した。赤い4ドアスカイラインGT-R
京都と下関を結ぶ「夜行特急」10月から運転へ 山陽本線ほぼ全線走破! 604kmを13時間半以上かけて走行
なぜ中古車の「異常な高騰バブル」は突如終わったのか? 価格指数が2.53%低下の怪! 中古車相場に生まれた「ねじれ」とは
なぜ日本人は「憧れの海外」へ行かなくなったのか? “行きたいのに行けない”という現実! 11年ぶりの「5連休」で人々はどこへ向かうのか――「選ばれる旅」の条件とは
「エルグランド」が2か月で受注“8000台”突破。「アルファード/ヴェルファイア」からの乗り換え多数…決め手は「走り」?
ガチガチのスポーツカーじゃないフツーのMTって最高! 性能を使い切る楽しさが味わえるおススメのMT車5選
ドライバーから「マジでわからん」の声噴出 生活道路の“速度30km/h化”運動の始まりの県でもSNSで大きな話題に「二輪取り締まれよ」の声も
BYD「ラッコ」 累計受注が約1500台に到達 最上級グレード「300プレミアム」がけん引
BYD「新型ラッコ」が販売好調 すでに累計受注「1500台」と好調な立ち上がり ネットの「81台」説はどこから?
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?