この記事をまとめると
■日本でのポルシェ新車販売は近年右肩上がりで過去最高を記録
「ポルシェとは」と聞かれたら「研究所」と答えるのが正解! 単なる自動車メーカーじゃないその姿とは
■コンディションと低走行距離が海外コレクターにとって大きな魅力
■円安も後押しして国内の希少モデルが再び国外へと流出しつつある
日本のポルシェが世界中から狙われている!?
世界中のコレクターが日本でポルシェを買い漁っているという。たしかに、ポルシェにとって日本は重要な輸出マーケットであり、毎年の新車販売台数も2010年以降を調べてみても、経済情勢などから数回の落ち込みがあった以外は、順調にその数字を増やし続けている。
ちなみに、2010年には3335台だった日本での年間新車販売台数は、2012年には4000台を超えて4661台に、2014年には5385台、続く2015年には6690台、2018年が7166台、そして2023年になると8002台、昨2024年は9292台と、過去最高の数字を記録するに至っているのだ。
もちろんこれにはポルシェの積極的なニューモデル投入による効果もあるが、日本におけるポルシェ人気が大きく影響しているのも確かだ。
ポルシェのブランドイメージは、ほかのスポーツカーブランドと比較しても特別なものだ。その知名度は群を抜いて高く、プロダクトの信頼性も高い。現在のポルシェの商品ラインアップには、SUVのカイエンやマカン、あるいはパナメーラやBEVのタイカンなども存在するが、そのいずれのモデルをドライブしても、ポルシェ伝統の、そして最新の技術に裏付けされた、卓越したスポーツ性を強く感じることができる。
つまり、走る楽しさを常に意識させられるスポーティな高級車。この統一されたコンセプトが、日本のカスタマーからは評価され、加えてステータス性やリセールバリューの高さが、その人気を後押しする。ランニングコストはやや高めだが、メンテナンスの時間を惜しまなければ、コンディションは良好に保たれる。
海外から日本のポルシェを購入しようという動きが積極的になったもっとも大きな理由には、やはりそのコンディションのよさがあるのだろう。さらに、一般的に日本で使用されていたポルシェは、世界のそれと比較すると年式に対応する走行距離が短いことが多い。とくにコレクターズアイテムとして人気のモデルにはその傾向が強く、低走行でグッドコンディションであることが、すでにジャパンモデルの常識ともなりつつあるのだ。
円高から円安への動きで流出は加速
加えて、ここ最近は円安の影響で、ポルシェのみならず海外から日本でクルマを買うには、その経済的な環境もいい方向に向かった。昔から、バリューの高いクラシックカーは、その時代に通貨が強い国に集まるのだとされてきたが、かつて円高の時代に日本に上陸したモデルたちはいま、再び世界に向けて動きはじめているというのが現状なのだ。ちなみにこれはポルシェのみに限った事情ではない。
2020年、100万台目の911がラインオフされたとき、ポルシェはそれまでに生産された911の7割が現在も走行可能な状態にあると自ら発表した。ちなみにポルシェ911の誕生は1963年のことだから、これは驚異的な比率であると考えてもよいだろう。
もちろん現在の最新型911が登場するまでの間には、さまざまな歴史的な節目があった。996型911で搭載エンジンをそれまでの空冷式から水冷式に進化させたことなどはそのもっとも象徴的な例であり、空冷時代の911はすでにクラシックなコレクターズモデルとしての価値を高めている。
これからもさらなる進化を続けるであろう911をはじめとするポルシェの各車。その海外流出には、やはり日本のファンとして複雑な感情が残るのも事実ではある。
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みんなのコメント
戦後 復興に尽力してくれた人々の財産を現代の日本人が散財した結果。
京都から北海道、GTRからポルシェまで。
残念。