この記事をまとめると
■最近は若者の間で「タイムパフォーマンス」を「タイパ」と称したワードが流行っている
クルマイジリのド定番「インチアップ」! カッコイイけどじつは「デメリット」がもの凄く多かった
■今回は「タイパ」にちなんで「タイヤパフォーマンス」について考える
■購入する前にインターネットの情報やメーカーサイトを前もって確認することも重要だ
タイパは「タイム」じゃなくて「タイヤ」パフォーマンス!?
最近では、昭和生まれの世代だとついていくのが難しいほど新しい言葉がどんどん生み出されては定着している。そのひとつ、「タイパ」というのは「タイムパフォーマンス」の略で、よく使われる「コスパ」が費用対効果(=コストパフォーマンス)をさすように、時間対効果を意味する。要するに、あまり時間をかけずに効率よく物事をこなすことだ。
とくに1997年から2012年に生まれた「Z世代」と呼ばれる若者にとって、「タイパ」は実践するのが当たり前になっているという。意識してか無意識のうちにかは関係なく、クオリティよりも効率を優先する傾向が強い。たとえば、動画ひとつ視聴するにも、既存の大手動画サイトだと全部見終わるまでに時間がかかるところを、短い時間で要点をまとめた動画サイトを好んで使ったり、仕事での会議等も、わざわざ顔を合わせることなく、オンラインでできることはそうすることを好むあたりも、その表れだ。
ところで、クルマ好きなら、「タイ~」と聞くと「タイム」よりも先に「タイヤ」を想起する人のほうが大勢いそうなところだが、クルマに関する情報もタイパが非常に求められるもののひとつだ。
たとえば愛車のタイヤを履き替えたいと思ったときに、「タイパ」を「タイヤパフォーマンス」だと思った人も、ちゃんと「タイムパフォーマンス」だとわかった人も、優れたタイパを手に入れるにはどうしたらよいか、考えてみよう。
悩むのは、いくつものメーカーから同じようなことを謳った商品が売り出されているなかからどれを選ぶか。これはタイパ的(=タイムとタイヤ両方の意味)にも難しい問題で、タイヤの場合はクルマと違ってなかなか試乗することもできないし、同じカテゴリーのタイヤでもメーカーや商品それぞれよって性能や特性が大なり小なり違っていて、その違いを正しく理解するのが難しいからだ。
時間を上手く使うにはインターネットを使って賢く選ぶべし!
そんなとき、タイパ(=タイヤパフォーマンス)を知りたいタイパ(=タイムパフォーマンス)を重視する人にとってオススメなのが、やはりインターネットの活用だ。本当は複数メーカーの競合品と直接比較してどうなのかを知りたいところだが、業界団体の取り決めで、それはやってはいけないことになっているのが少々残念ではあるが、それでも個々の商品について、何人もの専門家が乗ってどう感じたかが記されているので非常に参考になる。それが、もっとも早道だ。さらに、多くの場合、関連する商品の情報も表示されるので、興味があればどんどん掘り下げていけるのもタイパ(=タイムとタイヤ両方の意味)に優れている。
価格についても、インターネットを活用すればどこが安いかおおよそメドをつけることができる。ただし、インターネットで表示されるのは公開情報なので、掲載できないような安い価格で店頭でのみ販売されるようなケースもごく稀にあることをお伝えしておく。
さらに、乗っているのがベーシックな軽自動車やコンパクトカーなら、あまり悩むことも少ないだろうが、SUVやミニバンの場合は少々心しておくべきことがある。それは、車両自体の特性として、車高や重心が高かったり、人や荷物を載せて重くなったり、車体形状のせいで横風の影響を受けやすかったりすることが挙げられる。
そのあたりを手当てしたSUVやミニバン専用タイヤを各メーカーも用意しているが、悩むのは、愛車のタイヤサイズが、普通の乗用車用タイヤと専用タイヤの両方がある場合だ。SUVは大径なケースが多いが、乗用車用が装着できるものも珍しくない。
専用タイヤなら、フラつきや偏摩耗が抑えられるという大きなメリットがあるので、迷ったら専用タイヤを選んでおくのはやぶさかではないが、価格が割高な上に、マッチングによっては乗り心地が硬くなったり、燃費が落ちたり、偏摩耗でなく減り自体が早い可能性がある。
そのあたりの情報も、WEBサイトの記事やユーザーの書き込みが参考になることは多い。ときには個人の偏った主観だったり、誤っていたりするものも見受けられなくないが、全体としてはもっともタイパ(=タイムパフォーマンスの意味)に優れたタイパ(=タイヤパフォーマンスの意味)の情報集方法といって過言ではない。
大前提として、タイヤで走りが大きく変わることをもっと認識すべきであることと、似ていても少なからず違うこと、さらにはクルマとのマッチングが非常に重要であることを、あらためて強調しておきたい。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ホンダ“水平対向6気筒エンジン”搭載の「新型車」登場に反響も! アンダー400万円で軽量化&オシャグリーン追加! 2人乗りの「ゴールドウィング」米で発売
23年落ち日産「2ドアクーペ」が2000万円超え! 新車価格の約3倍で落札の「超極上車」! クールな真っ黒「スカイラインGT-R」英で落札
8年ぶり“全面刷新”! 新型「小さな高級SUV」がスゴい! 斬新内装採用&めちゃスポーティ仕様も設定! 「今年の輸入車」最優秀に輝いた「X1」とは
ホンダ新型「”最小級”SUV」実車展示! 全長4m級のゴツボディは日本仕様とは「全然違う」? RSもあるタイの「WR-V」はベツモノだった
1.8Lプリウスが燃費で圧倒!! コンパクトSUVトップは? WLTCモード燃費を偏差値で評価
みんなのコメント
ル・マンVはネーミングからしてスポーティーなタイヤかと思ったらすごくコンフォートなタイヤだった。
トランパスLukはがっしりしていてスポーティーなタイヤだった。
イメージは逆だったんだけどな。