【ポルシェの実力】パナメーラはハイエンド・スポーツセダンの代表。速さと環境性能が際立つE-ハイブリッドが主力！

スタイリングはラウンディッシュなエアロ造形

　最新パナメーラは第3世代。ポルシェらしいハイエンド・スポーツセダンだ。スタイリングは伝統のラウンディッシュなエアロデザインを継承している。

　パワートレーンは高効率設計。純エンジン車と、PHEVのE-ハイブリッドの2シリーズを用意。主力モデルは2.9リッター・V6ツインターボと高出力モーターを組み合わせたパナメーラ4E-ハイブリッドと同4SE-ハイブリッドになる。システム出力／トルクはそれぞれ470ps／650Nmと544ps／750Nm。パナメーラに期待される圧倒的な性能とともに、優れた環境性能を両立した実力車である。

　4E-ハイブリッドの0→100km／h加速は4.1秒、トップスピードは280kmに達し、EVとして96km（WLTCモード）走行可能。つまり日常ユースを排出ガスゼロの電動車として使え、長距離ドライブなどでは電欠知らずの性能をフルに引き出した走りが味わえる。4SE-ハイブリッドでは、さらに速さに磨きがかかり、0→100km／h加速は3.7秒でクリア、最高速は290km／hに達する。駆動方式はともに安定性に優れた4WDだ。

　足回りはアダプティブ2チャンバーエアサスペンションを標準装備。400Vシステムによって制御する電動油圧ポンプによって1秒間に最大13回の調整を行い、ダイナミック走行時もボディを水平に保つ。パナメーラにはポルシェの最新技術と走りへのこだわりが凝縮されている。