リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、F1オーストリアGPの決勝レースで1ストップ戦略を成功させ、6位でフィニッシュした。この状況についてローソンは「素晴らしい結果だが、語るのが難しい」と語った。
ローソンは今回のオーストリアGPを、数少ない1ストップ作戦で走り切った。しかしこれが功を奏し、6位入賞。ローソンはレーシングブルズに戻ってから、2度目の入賞ということになった。
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ただ、この状況はとても複雑である。
ローソンは2025年シーズンを、レッドブルのドライバーとして迎えた。しかし開幕2戦で全く振るわず、入賞どころか予選での最後尾から抜け出すことができず……そのため第3戦から、F1での5年目を迎え、今季開幕2戦で目覚ましい活躍を見せていた角田にシートを開け渡し、ローソン自身は昨年まで所属していたレーシングブルズに戻ることになった。事実上の降格処分だ。
しかしそれから9戦。ローソンはこの間に12ポイントを獲得したが、角田は7ポイントしか獲得できていない。角田としては、レーシングブルズのマシンを駆った開幕2戦は、トップチームに次ぐポジションを走っていたものの、今では最下位付近を走ることが多くなってしまった。つまり平たく言えば、成績の面では”降格した方がよかった”という状態である。
角田が苦戦していることを見れば、ローソンが開幕2戦で苦戦したのは、マシンの問題が原因だったのではないか? そう尋ねられたローソンは、次のように語った。
「もしかしたら、そうかもしれない。ただ僕は2レース戦った間に、全くマシンに慣れることができなかった」
ローソンはそう語った。
「だから、まだ分からないこともある。確かにとても厳しい2週間だった。でも今は正直に言って、この週末をどう活かすか、全力で取り組むことができている」
「今回の結果は嬉しい。でも、まだ長いシーズンが残っている。しかもまだ2回目の入賞というだけのことだから、十分なことととは言えない。今後もこの調子を維持していく必要がある」
レーシングブルズに降格したことは良かったのではないか? 外からは、そう見える……と尋ねられたローソンは、次のように語った。
「それは本当に難しい質問だ。というのも、僕らはレッドブル・レーシングに入るためにキャリアを通じて努力してきたからだ」
「シーズン序盤は確かに厳しかったけど、今はこのマシンに慣れている。特に今週末は、ガレージの外で良い仕事をすることができた。このマシンに慣れるために、多くの努力をしてくれたみんなを、本当に誇りに思う」
「今週末は調子が良かった。良い感触もある。でも、その質問に答えるのはとても難しい」
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