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これホントにマイナーチェンジ? “大胆”進化を遂げたホンダ オデッセイに大注目!!!

掲載 更新 33
これホントにマイナーチェンジ? “大胆”進化を遂げたホンダ オデッセイに大注目!!!

 2020年11月6日、ホンダは上級ミニバン「オデッセイ」のマイナーチェンジを発表、同日より発売を開始した。現行型5代目のオデッセイとしては、2017年以来、3年振り2度目のマイナーチェンジとなる。希望小売価格は、e:HEVが419万8000~458万0000円、2.4Lガソリンは349万5000円~392万9400円。

 フロントマスクが一新され、より力強い印象となったオデッセイ。だが変わったのは、いわゆる「ガワ」だけではない。

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 内装はもちろん、安全装備、e:HEV、使い勝手のさらなる向上…。「ほんとにこれでマイナーチェンジ?」と言いたくなる今回の「進化」を、開発陣の声とともにみていこう。

【画像ギャラリー】ボディカラーから乗車イメージまで 新型オデッセイを写真で見る

※本稿は2020年11月のものです
文/ベストカー編集部、写真/HONDA、ベストカー編集部、撮影/奥隅圭之
初出:『ベストカー』 2020年12月10日号

■風格と上質さにより磨きをかけて登場

「マイナーではやらないような大幅チェンジを施しました」。発表会の場で、商品開発責任者の長 毅氏が力強く語る。うむ、変わった。特に“顔つき”。

直噴2.4Lガソリンエンジンを廃止し、ガソリンは2.4Lのみ。グレードはアブソルートのみに

こちらは今回のビッグマイナーチェンジ前のモデル

 フードに厚みをもたせ、押し出し感のある大型グリルと薄型ヘッドライトで迫力ある顔に。でも、どこか上質感がある。

 そう、このオデッセイのマイナーチェンジモデルは、走りも楽しめるミニバン“スポーツクルーザー”という位置づけの5代目が持つ本質は大切にしつつ、上質さに磨きをかけたもの。

ソリッドで立体感あるリアコンビライトを採用したリア

 主な変更点は下記でまとめたが、フロントやリアコンビライトのエクステリア変更、上品な加飾パネルを採用したインパネデザインなど、“上質”をテーマに変化を与えたという。

 日本初採用の「ジェスチャーコントロール」など、ユニークな装備にも注目!

■「予約ロック」など斬新なシステムを多数搭載 MCモデルの主な変更点

・厚みのあるフロントフードと大型グリル、やや薄型のヘッドライトで力強い顔に変わった
・ソリッドで立体感あるリアコンビライトに。リアガラスも変更
・インパネは上品さを感じさせる加飾パネルを採用
・メーターは1眼から2眼メーターへと変更し、機能も向上。
・ナビ画面を10インチに統一し、大型化を図っている。

インパネに上品さ漂うパネルを採用。ナビは10インチに一本化

・日本初「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を採用。スライドドアガラスの光に手をかざして、ドアを開閉できる。
・パワースライドドアが閉まりきるのを待たずに施錠できる「予約ロック」を採用。日常の使い勝手が向上する。
・「ハンズフリーアクセス・パワーテールゲート」を採用。リアバンパー下に足先を出し入れすれば、自動的に開閉する。
・先進安全装備に「後方誤発進抑制機能」を追加している。

「予約ロック」と「ハンズフリーアクセス・パワーテールゲート」を組み合わせると、こんなことができる。何かと便利!

■オデッセイ e:HEV ABSOLUTE EX(FF)
・全長×全幅×全高:4855×1820×1695mm
・ホイールベース:2900mm
・最小回転半径:5.4m
・重量:1930kg
・エンジン:直2.4L DOHC+モーター
・エンジン出力/トルク:145ps/17.8kgm
・モーター出力/トルク:184ps/32.1kgm
・WLTCモード燃費:20.2km/L
・価格:458万円

価格表

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みんなのコメント

33件
  • ハイブリッド仕様はFFのみはなぜ?
    競合する他車には四駆の設定あるのに
  • ホンダはトヨタに対抗心メラメラで
    必ずハイブリッドシステムのアピールを
    するんだけど、オデッセイの場合は
    こんなに高性能なのにそういったアピールを
    ほとんどしないのはどうしてかなって
    思ったらなるほど、そういうこと。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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