ヒュンダイ・モータースポーツのワークスドライバーであるダニ・ソルドは、コドライバーのボルハ・ロザダとのパートナーシップにピリオドを打ち、新たにカンディード・カレラとコンビを組むことを明らかにした。
ソルドのロザダのふたりは2021年に初めてコンビを組み、5月に行われた今季第4戦ポルトガルでのWRCデビュー戦で総合2位表彰台を獲得した。
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しかし、続く第5戦イタリアと第6戦ケニアでは2戦続けてクラッシュを喫したソルド。このことは彼がフラストレーションを貯めるのには充分な要因となり、スペイン人ドライバーは今月23日に発表した声明のなかでコドライバーの変更を発表。次戦より同胞のカレラがi20クーペWRCの右座席に座ると説明した。
カレラはWRCへの30回以上の出場を含め、延べ250以上のラリーイベントに参加した豊富な経験を持つコドライバーだ。
最近はスペイン人ドライバーのダニエル・アロンソとともにラリー2カテゴリーを戦っていることが多い彼だが、今年1月に行われたラリー・モンテカルロの事前テストではWRカーを駆るソルドに同行していたという。
ソルドは「ボルハの献身とプロ意識に感謝している」と述べ、袂を分かつ元チームメイトに謝辞を送った。
「彼はクルマの中でも外でも素晴らしいコドライバーであることを示してくれた」
「残念ながら僕たちふたりは100%お互いを理解するために膨大な作業をしてきたにもかかわらず、ステージ上での僕のノートへの理解は完璧ではなかった」
クレイグ・ブリーンとヒュンダイの3台目をシェアするソルドは、「1日でも早くカンディード・カレラと合流し、今年の残りのラリーで一緒に大きな成功を収めたいと思っている」と付け加えた。
ソルドのカレラの新しいコンビネーションが、どのラリーでWRCデビューするのかは現在のところ明らかになっていない。選手権ランキング2位につけるヒュンダイ・シェル・モビスWRTは、8月13~15日に開催される次戦ベルギーでは3台目のマシンをブリーンに託す予定だ。
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