4年間乗ったトヨタMIRAIを手放し、テスラ・モデル3を購入した。昨今のイーロン・マスクの政治的言動によって、世間にはテスラに対する強い逆風が吹いている。そんななか、よりによってなぜモデル3を? と思う方も多いだろう。理由はいろいろあるが、まずマイナーチェンジでクルマとしての出来映えがグンと向上したこと。他にも、都内で扱いやすいサイズであることや、SDV(ソフトウェア・ディファインド・ヴィークル)とやらの実力を試してみたかったこと、近くにテスラの充電設備(スーパーチャージャー)ができたことも後押しとなった。そうそう、MIRAIに乗ってみて2台所有のうち1台は電動車がいいなと思うようになったのも大きな理由だ。
上記の理由についてひとつひとつ解説していく。クルマとしての出来映えについては次ページを参照して頂くとして、まずはボディサイズに関して。モデル3は全長4700mm、全幅1850mmに収まっている。よくある全幅1850mm縛りのタワーパーキングに収まるというのは、都内をクルマで移動する機会が多い僕にとっては大きなメリットになる。SDVについては、ご存じの方もいるだろうが以前から僕はかなり懐疑的な見方をしている。ソフトウェアでクルマの価値が大きく左右される、あるいはソフトウェアの価値にユーザーが喜んで料金を支払うという一部の人たちの主張にはまったくピンとこないからだ。ならば自分で試してみようという、きわめて職業的な興味の結果だと言えばご理解いただけるだろうか?
意外に大きかったのが、近くにあるショッピングセンターにスーパーチャージャーができたこと。EVは自宅充電で運用するのが基本中の基本だが、マンション住まいではそれができない。しかし、スーパーマーケットやレストラン等々を併設したショッピングセンターに超急速充電が可能なスーパーチャージャーがあれば買い物ついでに充電できてしまう。実際、いまのところそういう運用でストレスは感じていない。そして何より、最高に気持ちのいいエンジン車と静かで滑らかな電動車の組み合わせは最高だ。
Goro Okazaki
1966年生まれ。モータージャーナリスト。青山学院大学理工学部に在学中から執筆活動を開始し、数多くの雑誌やウェブサイト『Carview』などで活躍中。現在、テレビ神奈川にて自動車情報番組 『クルマでいこう!』に出演中。
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みんなのコメント
テスラに乗ったらガソリン車には戻れないってたくさんのテスラオーナーが言う理由もわかった。車の概念変えないと、テスラやBYDに追いつけません。アメリカや中国のテスラの自動運転はハイレベルです。日本も早く実装してほしい。