「胴体形状が型破りすぎる旅客機」超大手航空が「最大200機」購入へ 革新設計の圧倒的メリットとは

最大200機の発注権も

　アメリカの航空機メーカー、ユナイテッド航空が2025年4月、アメリカのスタートアップ企業「JetZero」に出資すると発表しました。JetZeroでは現在、翼と胴体が一体化し、まるでエイのような形状をもつユニークな「混合翼」の形態を採用した旅客機「Z4」の開発を進めています。同社が「革新的」と話す設計のメリットは、どのようなものなのでしょうか。

　JetZeroによると、「Z4」では混合翼設計の採用で“胴体も翼の役割を担う”ことができるために空気抵抗を大幅に削減。

Comments

[ｃ５５]

ユナイテッド航空は航空会社です。航空機製造（メーカー）会社ではありません。

[jim********]

胴体の幅が広いブレンデッドウイング機は、環境性能を大幅に高められる可能性があり期待されています。
このタイプの旅客機の実用化にあたっては、
・事故時の機外脱出に時間がかかる恐れがあること
・通常の円筒形機体と異なり、高空の低圧下での強度を保つことが難しいこと
などのハードルがあります。
ぜひ克服して実用化してほしいですね！