ついにエルグランドが帰ってきた! 新型エルグランドは、ただ復活しただけでは終わらなそうだ。第3世代e-POWERに進化版e-4ORCE、さらに足まわりまで徹底的に磨き込み、“走りの日産”らしさを強烈に打ち出してきた。王の帰還と呼びたくなる理由、しっかりありそうだぞ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:平野陽、日産
【画像ギャラリー】シートやドアトリムまで組子デザインなの!? 何気に上下2分割ライトも継続で嬉しいぞ!! (30枚)
待っていたぞ! 王の帰還!
ついに新型エルグランドの発売が、正式に発表された!! 元祖キング・オブ・ミニバンとして1997年に初代が「でっかく行こうぜ人生は」のキャッチフレーズとともにデビューしてから約30年。4代目となる新型の登場だ。
注目はやはりなんといっても走行性能。さすがは走りの日産なだけあって、そのスペックは確かなもの。その詳細を見ていこう!
新型エルグランドの心臓部には、ついに「第3世代e-POWER」が搭載される。注目は、新開発された発電特化型エンジン「ZR15DDTe(1.5L直3ターボ)」。これにモーター、発電機、インバーター、減速機、増速機という5つの主要部品を一体化した「5-in-1 e-POWERパワートレインユニット」が組み合わさる。
これにより、1.5Lであっての最大トルク50kg・m超! アクセルを踏み込んだ瞬間から、巨体を感じさせない力強く上質な加速を披露してくれる。
さらに、ユニット自体が非常にコンパクトかつ高剛性に仕上げられており、プラットフォームの刷新や徹底した遮音構造と相まって、プレミアムミニバンにふさわしい圧倒的な静粛性とクラストップレベルの燃費性能を両立。
日産自慢の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」も、新型エルグランドに合わせてさらなる進化を遂げているぞ!
日常の快適性においては、前後モーターのトルクバランスを緻密にコントロールすることで、走り出しや加減速時の不快なピッチング(車体の前後揺れ)を徹底的に抑え込み、フラットで極上の乗り心地を提供する。
さすが走りの日産……ミニバンがここまでやるか!
さらにワインディングでは、従来のモーターとブレーキの統合制御に加え、リヤモーターのトルクをさらに積極的に活用。これにより、重いミニバン特有のアンダーステアを消し去り、コーナリングではまるで車体がひと回り小さくなったかのように気持ちよく回るハンドリングを実現しているようだ。
また、メーターディスプレイにはモーター出力とブレーキの作動状態がリアルタイムで表示されるようになり、ハイテクな制御を視覚的にも楽しめる演出が心憎い。
そしてなにより走りの質感をさらに高めているのが、走行シーンに応じて4輪の減衰力をリアルタイムで可変制御する「インテリジェントダイナミックサスペンション」の採用だ。これにより、荒れた路面でも車体の揺れをピタッと抑え、乗員に不安を与えない落ち着いた挙動をキープ。e-POWERやe-4ORCEとの相乗効果で、ファーストクラス級の快適性を実現している。
また、路面状況やドライバーの気分に合わせて選べる「6つのドライブモード」を搭載。モードを切り替えることで、e-POWERの出力特性、e-4ORCEの前後バランス、そしてサスペンションの硬さが連動して変化する。スポーティな走りから、後席ファーストのジェントルな走りまで、1台で何役もこなす懐の深さを見せる。
高級ミニバンにふさわしい「ザ・偉大」な見た目
そして、もちろん見た目も気になるトコロ! 現行型からボディサイズをさらに拡大した新型エルグランドの外観は、スタイリッシュであるにもかかわらず圧倒的なプレゼンスを放っている。上述の走りの良さに、威厳とダイナミックさを兼ね備えたその姿はまさに“威風堂々”。
2代目のキャッチコピー「ダイナミックを駆り立てる」を彷彿とさせる。
そしてなんといっても大きく刷新されたフロントフェイスに目が行く。幾何学模様風な四角形を並べた、ブロック状のパターンが特徴な大型グリルは、日本の伝統工芸である「組子」をモチーフとしている。また、エルグランドの顔と言えば、歴代が踏襲してきた上下分割のヘッドライトだ。
新型となって一見その伝統も廃止されたのかと思いきや、よーく見てみるとグリルに連なる両端の白い四角模様もライトの一部となっており、きっちり二分割となっているのがわかる。これには代々エルグランドを愛してきたファンもニッコリしたくなる。
内装にも細かいこだわりが!
内装も14.3インチの大型モニターを採用。こちらは、国内モデルの日産車としては初採用となる。また、広い範囲にわたって上質な表皮や木目調パネルがあしらわれ、文句なしの高級感を演出。ドアトリムやシートにはエクステリアの組子パターンとリンクする美しいキルティングが施されているのもニクイ演出だ。
さらに、運転席はシートポジションが先代より高くなっており、圧倒的な視界の広さを確保。2列目シートにもモニターが付くようだ。3列目は跳ね上げ式で、荷物の積載もしやすくなっている。
カラーバリエーションについてだが、ジャパンモビリティショー2025でも展示された「FUJI DAWN/至極」のほか、「プリズムホワイト」「ダークメタルグレー」などが用意される模様。内装も「紫檀」「具銀雪」「ダーク」が設定される。
発売は2026年夏頃の模様。その他詳細などについては日産公式サイトにて。
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