5月15日(金)、インディアナポリス・モータースピードウェイで開催される伝統のレース『第110回インディアナポリス500マイルレース』のプラクティス走行4日目が行われ、フェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク・レーシング)がトップスピードを記録した。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、4番手で走行4日目を終えた。
佐藤琢磨「昨年よりマシンは仕上がっています」インディ500予選前日は4番手、アタック本番へ向け好感
走行4日目は“ファストフライデー”と呼ばれる予選前日のプラクティスで、この日から最速を決める予選に向けエンジンのブースト圧が引き上げられ、約100馬力出力がアップする。
この日は朝に降った雨の影響でスケジュールに遅れが生じ、予定よりも1時間短縮された5時間のセッションとなった。
トップスピードを記録したのは、233.372mphを叩き出したローゼンクヴィスト。このスピードは、ドラフト走行の影響下でのスピードとなっており、ノートウラップ(単独走行)ではスコット・マクラフラン(チーム・ペンスキー)が232.674mphを記録し最速となった。
「正直なところ、スタートはかなり遅かった」とローゼンクヴィストは語った。
「あのような苦境から這い上がれるのは、なかなか珍しいことだ。最初のランは230マイル台後半だったと思う。そこから実質3マイルほどタイムを縮めることができた。なかなか素晴らしいことだし、最終的にはマシンのフィーリングもかなり良くなったよ」
2番手には走行3日目でトップ5入りをした2016年大会の勝者、アレクサンダー・ロッシが232.932mphで続いた。3番手には2024年大会でポールポジションの経験があるマクラフランが入り、単独走行トップと合わせてトウ有りの走行でも速さを見せている。
そして琢磨はこの日、計20周を走行。12周目に232.655mphを記録し4番手につけた。ここまではマシンのトラブルに対処しながらのプログラムを進めてきたが、予選へ向けたファストフライデーでは復調しトップ4に名乗りをあげた。
またセッション終了後には、予選アテンプト順を決める恒例のくじ引きが行われ、1番はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)に。佐藤琢磨は26番目の走行となる。
明日16日(土)には、16~33番手を決める予選セッションが行われる。このなかで、まずは各車がくじ順にアテンプトを行ったのち、セッションはタイム更新が望まれる時間へと移行。そこからは自身のタイムを棄却して優先的にアテンプトへ向かうレーンと、自身の記録を保持しながらさらにアテンプトを行うレーンとに並びながら、1台ずつのアタック合戦が進められる。例年時間の許すかぎりアタックが続く予選初日となるだろう。
翌17日(日)の予選2日目には、今大会新たに導入された『ファイナル15』を行い、初日に10~15位となった6台が、『トップ12』の残り3つの枠をかけて1回限りのアタックに挑戦。その後、ファイナル15を勝ち上がった3台を含めてトップ12が競われ、トップ12中の上位6台がさらに『ファスト6』へ進出。ファスト6では、ポールポジションをかけて1回限りのアタックが行われる。
[オートスポーツweb 2026年05月16日]
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