911シリーズを上回る数が売れたマカン
予想の下方修正は、今も昔も受け入れがたい。ポルシェほど、自動車業界で効率良く収益性を高めてきたブランドはない。だが、近年は困難な状況にある。2025年は、予想より少ない10億ユーロ(約1750億円)の利益になる見込みだという。
【画像】DセグSUV 選ぶなら? ポルシェ・マカン・エレクトリック アウディSQ5 BMW X3 M50 全113枚
それでも、マカン・エレクトリックを2024年に発売したポルシェは、ジャガー・ランドローバー(JLR)より、40%ほど多い利益を生んでいた。フェラーリの2倍だった。
同社のバッテリーEVの販売は、回復傾向にある。2025年の同ブランドで、エンジン版を含めれば、マカンは最も多くの人気を集めている。EVの不人気という巷の情報も聞こえる中、911シリーズを上回る数が売れたようだ。
小柄なボディは能力を実感させる基盤
ポルシェの鍵を握るマカンだが、エンジンを積んだ現世代の生産終了まで、1年も残されていない。走りの魅力度は、ビジネスを占う指標になり得る。
シングルモーターで後輪駆動のベーシックな仕様は、プレミアム・スポーツSUVへ相応しい動力性能と操縦性を持ち合わせるようだ。それでは、ツインモーターの4Sは?
他方、BMW X3 M50 xドライブやアウディSQ5 スポーツバックなど、新しいライバルも姿を表している。DセグメントSUVのパワーバランスは、どんな状態にあるのだろう。
電動の新世代でも、マカンは大きすぎない。小柄なボディは、スポーティな訴求力を理解しやすく、先代から優れた動的能力を実感させる基盤になっていた。とはいえ、今回の3台では最も長く幅も広いが。
実用性で有利なX3 理想的な運転姿勢
車内空間や実用性は、マカン 4Sの優先項目ではない。後席側は、同クラスのSUVでは狭い側。大人4人での長距離移動に、向いてはいないだろう。対して、X3 M50は高身長の人でも後席で充分くつろげる。SQ5も、X3には届かないが、快適に過ごせる。
荷室も、スクエアな空間が広がるX3が有利。SQ5は、今回はクーペ風のスポーツバックで高さ方向が限られるが、通常のボディならかさばる荷物も問題ない。
ドライビングポジションは、マカンの強み。少し大きめのスポーツカーのような余裕と、SUVらしい高めの目線を得られる。X3もそれに似ている。ステアリングコラムが横方向に伸び、快適な姿勢に落ち着け、車高を持ち上げたステーションワゴンのよう。
SQ5は、座面が高い割にステアリングコラムの位置が低め。比較すると、背筋を伸ばして運転するような印象があり、より一般的なSUVらしい。
車内のプレミアム感で圧勝のマカン
3台は7万5000ポンド(約1530万円)前後と、英国での価格が近似しているが、インテリアのプレミアム感ではマカン・エレクトリックが圧勝。X3 M50より5000ポンド(約102万円)高いぶん、優雅で上品で、熟成された雰囲気がある。
マカンの場合、ダッシュボード上のシフトセレクターや、ステアリングホイールのドライブモード・セレクターなどは、タイカンと同じ。回生ブレーキの強さを選べる、パドルがあれば望ましい。クルマとの結びつきを、濃くしてくれるはず。
X3の車内は、近未来的な造形にアンビエントライトが灯り、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF映画的。先進的なクロスオーバーに乗っていると、日々実感できる。一方で、ドアハンドルはいかにもプラスティック製。高級感で届いていない。
SQ5は、高級感ある素材に落ち着いた造形で、伝統的なブランド像が目指されている。シートは座り心地が良い。反面、タッチモニターへ多くの機能が集約され、使い勝手で優れるわけではない。加飾的でもあり、アウディの理想には達しない空間だろう。
この続きは、ポルシェ・マカン 4S BMW X3 M50 アウディSQ5 DセグSUV 3台比較(2)にて。
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