レッドブルは2025年マシンRB21の開発プログラム最終盤のアップデートをF1オーストリアGPとF1イギリスGPの2戦で投入すると、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコが明かした。
これまでレッドブルは、マイアミGP、エミリア・ロマーニャGP、スペインGPの週末を通してRB21のフロア、サイドポンツーン、フロントウイングを徐々に改良してきた。レッドブルのホームレースであるオーストリアでも最新パーツが投入され、続くイギリスGPでもさらなる改良が施される予定だ。
■角田裕毅、”レッドブルのホームレース”で鍵は土曜日「決勝レースを、上位からスタートできるように」
「オーストリアに向けてアップデートを行ない、シルバーストンに向けてまた改良を加える予定だ」とオーストリアのKleine Zeitung紙にマルコは語った。
「しかし、それも上手くいかなければ世界タイトルは難しいだろう。まだ厳しすぎるという段階ではない」
2026年からF1は新しいテクニカルレギュレーションを導入することとなっており、レッドブルはシャシーだけではなく、フォードと共に自社製パワーユニットを開発して新時代を迎える。リソースを完全に来季へシフトするにあたり、オーストリアGPとイギリスGPのアップデートはRB21開発における最後のプッシュになるとマルコは考えている。
「風洞と全てのツールがどのように使われるのか、正確な棲み分けがある」とマルコは説明した。
「しかしある時点で、人々は『さらなる開発はここまでだ』と言うだろう。理由はふたつある。新しい部品の生産に時間がかかるということ、予算制限があるということだ」
「問題は、どこにリソースを使うかだ。遅くともシルバーストンかスパが終わった後には、新車に全面的に集中するという決断が下されることになるだろう」
マルコは、レッドブルが最速マクラーレン勢に対して1周あたり0.3秒差詰め寄ることが不可能ではないと考えている。しかしタイムリミットは刻一刻と迫っており、ホーム戦を前にマルコは次のように語った。
「マックス・フェルスタッペンはここで過去5回優勝している。サーキットが彼に合っているんだ」
「タイヤに問題を抱えているのは我々だけではなく、マクラーレン以外はみんな苦労している。我々は現在、マクラーレンから0.3秒差だが、(RB21の)スイートスポットがかなり狭いので、状況が難しくなっている。0.3秒の挽回は不可能ではないが、今すぐにでも実現する必要がある」
「ジェッダや鈴鹿のようなサーキットは我々に適している。イモラやモントリオールも悪くはなかった。そこでは機能する。しかしスイートスポットが非常に狭いんだ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
レッドブル新代表に就任したメキーズを待ち受ける5つの課題……苦戦する角田裕毅を復活させることはできるか?
「フェルスタッペンは夏休み明けに移籍を発表する」ラルフ・シューマッハーの見解……根拠に“勝てるマシン”提供への期待薄
ハースF1小松礼雄代表、2024年マシンでグッドウッドの丘を駆ける。提携先トヨタから中嶋一貴がVF-23を走らせる
V4のヤマハ、テストで直4から”2秒落ち”も将来有望? リンス「かなり良さそう」動画アップにはお叱り受ける
元F1界のドン、バーニー・エクレストンが、レッドブル代表電撃解任について語る「成功している時、彼は多くのことを許されてきた。でも今は……」
カッコいいけど違反になるの?? バイクのフロントタイヤを上げて走る公道でのウィリー走行
「EV不便じゃん」って感じる人は計画性がない人? オーナーが語るEV乗りに向いている人の条件
「外免切替」厳格化の衝撃──インバウンドの「自走」を封じる警察庁の新方針とは? 日本の移動インフラ管理の限界を考える
日産「新型スカイライン」登場へ 13年ぶり“全面刷新”で「セダン廃止」の可能性も!? “急ピッチ開発”が進む「日産の伝統モデル」がどうなるのか 考えられる現実的な“シナリオ”とは
「もう洗いたくないよ……」 いま新車ディーラーメカニックの「洗車」を理由にした離職が増えている!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント