コルベット初の電動モデル「E-Ray(イーレイ)」何が人気?
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、2024年6月1日にシボレー コルベットの新たなモデル「E-Ray(以下、イーレイ)」を発表しました。
【画像】トータル664馬力の“スゴいシボレー・コルベット”「イーレイ」を写真で見る(70枚以上)
70年以上の歴史を持つコルベットシリーズにおいて初めて電動化を採用し、全輪駆動システム「eAWD」を搭載し、コルベット史上最速となる加速性能と最大出力664馬力を実現しました。
フロントインテークやサイドトリム、リアバンパートリムはボディ同色で仕上げられ、一体感のあるスタイルを演出。さらに、専用デザインのパールニッケル鍛造アルミホイールを採用し、洗練されたスポーツカーらしい佇まいが際立ちます。
ボディカラーは「リップタイドブルーメタリック」「アークティックホワイト」「ブラック」「シーウルフグレートライコート」「レッドミストメタリックティントコート」の5色を展開。
ボディサイズは全長4685mm×全幅2025mm×全高1225mmで、ホイールベースは2725mmです。
先代モデルから継承されたワイドスタンスが安定感を向上させ、高速域でも優れた操縦性を発揮。車両重量は1810kgとされ、電動化技術を取り入れながらもコルベット本来の軽量性を維持しています。これにより、高いパフォーマンスを実現しました。
パワートレインには、6.2リッター自然吸気V型8気筒「LT2」エンジンと、最大出力162馬力を発揮するフロントモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しています。
システム全体の最高出力は664馬力、最大トルクは82.8kgmに達し、0-96km/h加速はわずか2.5秒という驚異的な速さを誇ります。
エンジンとモーターを独立制御することで、あらゆる状況において最適なパワーデリバリーを行い、高い安定性とトラクション性能を確保しています。
さらに、電動アシストによってアクティブ フューエル マネジメント(4気筒モード)の活用範囲が拡大し、燃料消費を抑える設計です。
駆動用の1.9kWhリチウムイオンバッテリーは、外部充電を必要とせず、走行時のエネルギー回生によって自動的に充電されます。そのため、充電設備がない環境でも、常に最適なパワーを発揮できる仕組みになっています。
インテリアは、スポーティでありながらも高級感あふれる仕上がりとなっており、最上級グレードの「3LZ」を標準採用。
広範囲にスウェーデッドマイクロファイバーやレザーを使用し、上質な空間を演出しています。シートにはGT2バケットシートを採用し、ホールド性と快適性を両立。
オプションでは「スカイクールグレー」および「2トーンスカイクールグレー&ジェットブラック(2025年モデル以降)」が選択可能です。
シートベルトのカラーは「エッジブルー」、レッドミストメタリックティントコート専用として「トーチレッド」も用意されました。
さらに、ビジブルカーボンのステアリングホイールが装備され、ドライバーの操作感を向上させています。ラゲッジスペースは、フロントとリアを合わせて約355Lの容量を確保し、日常の使用にも十分な収納力を持たせました。
また、ミシュラン・パイロットスポーツ4Sサマータイヤと、専用チューンのマグネティック・セレクティブライドコントロール付きZERパフォーマンスサスペンションを標準装備。
ブレーキシステムには、ダークグレーメタリックキャリパーとカーボンセラミックブレーキを採用し、優れた制動力と耐フェード性を確保。
安全性能では、歩行者と自転車にも対応するフロントオートマチックエマージェンシーブレーキや、レーンキープアシスト、レーンディパーチャーウォーニングなどの運転支援システムを搭載し、高い安全性を実現しました。
また、Apple CarPlayやAndroid Auto対応の最新インフォテインメントシステムを搭載し、ドライビングの快適性をさらに向上させています。
新世代“最強コルベット”に対する声とは
今回登場したイーレイですが、販売店にはどのような反響があるのでしょうか。
関東圏でイーレイを取り扱うシボレーの販売店担当者は次のように話します。
「イーレイは継続的にコルベットに乗られている人から『新しい電動化をした走行感覚を味わってみたい』といった人からオーダーがあります。
現在も注文できる状況ですが、試乗車はなくカタログを見ての購入になります。試乗はされなくても、モーターを下に置いたボディや前輪と後輪がそれぞれ電気とガソリンで走るという点から走行を楽しみにされるお客様が多いです」
また、関西圏のディーラーは次のように話します。
「イーレイはコルベットのエンジンも積んでいるのでサウンドを楽しむことができますが、モーターによる電動でも走行できるため、『自宅近辺で走行するときに近所迷惑にならないか心配で住宅街では静かに走りたい』という点からオーダーされる人がいました。
他にもマクラーレンやランボルギーニから乗り換えをするというケースもあり、『電動化したスーパーカーではコストパフォーマンスが良い』とのことで購入された人もいます」
※ ※ ※
「シボレー コルベットE-Ray(イーレイ)」日本仕様は全車右ハンドルとなります。
メーカー希望小売価格は2350万円(税込)です。
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