8月30日(日)、エンカルナシオン周辺のグラベルコースで争われた2026年WRC世界ラリー選手権第11戦『ラリー・デル・パラグアイ』の競技最終日としてSS18からSS22が実施され(SS21は赤旗キャンセル)、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム2(TGR-WRT2)のサミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合優勝を果たした。スポット参戦のヘイデン・パッドン(ヒョンデi20 Nラリー1)が25.8秒差で総合2位に入り、アドリアン・フルモー(ヒョンデi20 Nラリー1)が総合3位で表彰台を確定させた。
一方、日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はSS21でクラッシュを喫してリタイアとなった。戦いを終えた各陣営より、ドライバーたちのコメントが届いている。
「驚くべきリザルトをサミが達成した」とカンクネン代表代行。パヤリがWRC史上初のデビュー3連勝でパラグアイ制覇/ラリー・デル・パラグアイ 最終日
■Mスポーツ・フォードWRT
●ジョシュ・マッカーリーン(#55 フォード・プーマ・ラリー1)/総合6位
「週末を通じて本当にタフな戦いだったけど、総合6位でフィニッシュできたことは誇らしいよ。僕のベストWRC成績に並ぶ結果だ」
「金曜はパンクに見舞われるまでポディウム争いができていたし、最終日もシフトレバーのトラブルがあったけど、コドライバーと力を合わせて修復して走り切ることができたよ。ポイントを持ち帰れたことは前向きに捉えたいね」
●ジョン・アームストロング(#95 フォード・プーマ・ラリー1)/リタイア
「週末を通じて本当に厳しかったよ。金曜のパンクとブレーキのトラブル、土曜は少し流れを取り戻せた感覚があったのに、SS20でリアサスペンションが壊れてしまってね」
「チームが懸命にサポートしてくれたのに結果で返せなかったことが悔しいよ。次戦のチリで挽回したいと思う」
■ヒョンデ・シェル・モービスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合37位
「首の状態が良くなくて、週末のスタートから正直かなり苦しかったよ」
「でも土曜から少しずつリズムを取り戻せて、SS19では本来のスピードを発揮できたんだ。最終的にマシンをホームに持ち帰れたことが何より大事だよ。次のチリに向けてしっかりリセットして臨みたいね」
●アドリアン・フルモー(#16 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合3位
「表彰台に立てたことは嬉しいけど、正直この結果はポディウム以上の価値があると思うよ」
「金曜の3度のパンクがなければ、本来は優勝争いができていたはずなんだ。パンクさえなければ勝てていたかもしれないのに、本当に悔しいね」
「でも諦めずに攻め続けた甲斐があった。チームのみんなが本当に素晴らしい仕事をしてくれたし、最終的にこのポジションで終われたことは誇りに思うよ」
●ヘイデン・パッドン(#20 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合2位
「言葉にならないくらい嬉しいよ。8年ぶりにWRCのステージに戻ってきて、まさかこんな結果になるとは思っていなかった。勝利と同じくらいの気分だよ。
「ヒョンデのマシンは本当に素晴らしかったし、チームのサポートがなければここまで戦えなかった。最高の週末になったね」
■TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合4位
「金曜の午後にタイヤの問題でリズムを失ってしまって、それ以降ペースを立て直すのが難しかったよ。最終日もアドリアン(フルモー)のペースに対応できなかったね」
「ポイントは着実に積み上げられたし、選手権首位を守ってチリに向かえることは大事だと思う。次戦でいい準備をしてしっかり戦いたいよ」
●セバスチャン・オジエ(#1 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合34位
「再出走組の立場でスタートしたけど、最終日は楽しくドライブできたよ」
「SS20まではかなり満足のいくペースで走れていたんだけど、パワーステージの後半の泥区間でハーフスピンしてしまってね。でも9ポイントを持ち帰れたことはチームにとって良かったと思うよ」
●オリバー・ソルベルグ(#99 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合5位
「SS18の後半の泥区間で少し遅れを取ってしまったけど、それ以降は自分のリズムをしっかり見つけられたよ」
「SS19から走った全SSでベストタイムをマークできたのは本当に嬉しいね。最終日をこういう形で締めくくれて満足しているよ。チリでもこの調子を続けていきたいな」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/リタイア
「SS21でクラッシュしてしまいました。ハイスピードコーナーでミスを犯してしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「アーロンも私も体は無事で、それだけが不幸中の幸いです。チームのみんなには心からお詫び申し上げたいです」
「今週末は全体的に本当に難しいラリーになってしまいましたが、それを言い訳にするつもりはありません。次のチリに向けて、気持ちを切り替えてしっかり準備して臨みたいと思います」
■TGR-WRT2
●サミ・パヤリ(#5 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合優勝
「本当に嬉しくて、誇らしい瞬間だよ。フィンランド、エストニアに続いてパラグアイでも優勝できたなんて、まだ信じられない気分だね。デビューから3連勝なんて、自分でも夢みたいだよ」
「このラリーを通じて感じたのは、クレバーに走ることの重要性だよ。無理なリスクを冒さずにしっかりポイントを稼ぐこと、チームとのコミュニケーションを大事にしながら着実に走り続けることが、最終的に結果につながったと思う」
「マルコ(サルミネン)をはじめ、チーム全員に心から感謝しているよ」
[オートスポーツweb 2026年08月31日]
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