フォルクスワーゲン・ゴルフGTi Mk1(1976年)
1974年に初代フォルクスワーゲン・ゴルフ(アメリカではラビットと呼ばれた)が発売された2年後、1600ccの燃料噴射エンジンを搭載した世界初のホットハッチが発表された。最高速度は177km/hで、現在に至るまで多数のホットハッチが生まれるきっかけを作った。
初期型がベストかというと、そういうわけでもない。われわれはかつて全世代のゴルフGTIをテストしたが、2005年の5代目がGTIの本質を突いていると結論づけた。
アウディ・ロボット・バンド
アウディのブースでパフォーマンスを披露した、ロボットのロックバンド。なかなか楽しませてくれた。
レントゲン・アート
メルセデス300SLガルウィングとポルシェ356のレントゲン画像は、ニック・ビージーの「X線:あなたの周りを透視する」という著書のプロモーションとしてデザインされたもの。写真家のビージーは、特殊な画像化装置を使用して、ものの内部をイメージに起こしている。
メルセデス-AMG GT by 3Dプリンター
3Dプリンターはクルマをリアルに再現することもできるが、実車サイズで出力できる大型のプリンターがあれば理想的だ。フルサイズカー・プリンティングマシンとでも呼ぶべきそれは、生産ライン、というか、立体モデルが形成される過程も、目の当たりにすることができる。
RTB ダッジェム
パーキングシステムを専門とするRTB社だが、1963年に製造したこのクルマが最初のEVだと主張している。実際のところ、世界初の電気自動車は1888年に発明されているのだが。このRTBは25分間の走行が可能なバッテリーに換装されており、天井からの電源供給は不要だ。しかし、遊園地の乗り物であるダッジェムには、ポールと火花が不可欠な要素だと思う。
IMSAメルセデス・ベンツAMG GT
IMSAレースは1999年からドイツでも開催されているが、余りにも人気がなく、ほとんど誰も知らないだろう。そこでメルセデスGTやゲレンデヴァーゲン、Sクラス、Cクラスをチューニングして、注目度を高めるのに役立てようという狙いだ。
かなり攻撃的なチューニングが施された、このAMG GTも悪くない。
エアロモービル
充電も国境も気にせず、目的地までの道路も不要。エアロモービルは2020年までに、空飛ぶ自動車の生産を開始する予定だ。会社の拠点はスロバキアの首都ブラチスラバで、この空飛ぶ自動車の購入予約は間もなく開始される予定で、価格は€150万だという。
シティT-TAXI
スマート・フォーフォーの全長に、メルセデス・ベンツSクラスの室内空間を備えるとしている、都市部向けのタクシー。マクラーレンF1のような3シーターで、1名はフロントシートでドライバー、2名がリアシートで乗客となり、彼らは脚をドライバー横に出すことになる。電気自動車だが、車輛に充電ソケットはなく、満充電されたバッテリー自体を交換するスタイルだ。
マーレ・ミート
量産計画は全くない、電気自動車の純粋なコンセプトカー。世界的な自動車部品メーカーのマーレが今後10年間で何が起きるかを予測し、それに呼応するクルマを表現した。
ボロコプターVC200
飛行機ではなく、ドローンとヘリコプターが近未来の都市交通となるというのが、ダイムラーの予測だ。親会社のダイムラーが$3000万をこのベンチャー企業に投資し、ドバイ周辺で通勤している人を対象に、試験プログラムを2017年末から開始する予定だ。
われわれは、空を飛ぶ乗り物も嫌いではない。
ロットワイルドR.S2リミテッドエディション
都市交通問題の解決案のひとつ。ロットワイルド社とメルセデス-AMGとのジョイントベンチャーによるこの乗り物、一般的には自転車と呼ばれる。ご存じだろうか。重量はわずか7.38kgで、フレームのサイズは5種類あり、50セット限定で販売される。価格は明らかにされていないが、AMGが近ごろ販売している自転車は€1万ユーロほどの価格を付けている。
スーツケース・スクーター
どのモータージャーナリストも、フランクフルト・モーターショーに参加すること自体がスポーツだと分かっている。それは、写真を撮りSNSに投稿する人ごみをかき分けるだけでなく、その移動距離にも理由がある。モーターショーでは、総面積36万7,000平方メートルにも及ぶ、12のホールを歩き回らなければならない。編集長、オートカー編集部でもぜひ導入しましょう!
カーズ・カー
映画『カーズ』に出てくるクルマ。よく見ると、ミニカーを組み合わせて作ってある。
ACコブラ
おなじみオートカーのブースに設けられるギャラリーには、ACコブラを展示した。
シトロエン2CV…
…だが、電気自動車のピックアップ仕様に改造。今回のモーターショーで一番優れた新しい電気自動車の1台だと、われわれは思う。
グリーンピース
エコ・テロリストとも呼ばれる環境保護団体は「石油に頼る時代は終わった」と主張する。これは、今回のモーターショーに参加している企業の、大部分の方針と合致しているという事実をかんがえれば、ここで過激な示威行動を展開するのは見当違いかもしれない。
マトリョーシカ・バス
運転手が不要のクルマではなく、ロシア製の運転手が不要のバス。128km程度の走行レンジを持ち、最高速度は32km/h。年内に生産が開始されるという。
フォード・マスタング・パトカー
これは素晴らしい。このクルマに先導されるのは名誉なことかもしれない。
ティッセン・クルップ・サンライザー
ボーフム応用科学大学のチームによって作られたソーラーパワーで走るこのクルマは、2015年のブリヂストン・ワールド・ソーラーチャレンジで3位を獲得。最高速度は120km/hだ。
ルノー・トゥイジー+キャンパー
実用性はともかく、かなり可愛い。フォルムとウインドーやフェンダーの揃った形状は、なかなか凝ったデザイン。
フォルクスワーゲン・タイプ2
このマイクロバスの現代解釈版ともいうべきコンセプトカーを幾度となく見てきたが、やはりオリジナルがベストだ。
最後に…
カメラマンさん、あなたはどなた? 2017年のフランクフルト・モーターショーで最高の口ひげは、一度見たら忘れられそうもない。ひげだけで言えば、ダイムラーのディーター・ツェッチェよりもみごと。何かを語る以上に、大切なアイテムだ。そんな彼、メルセデスのストラップをぶら下げてますけど、ツェッチェさんを意識してます?
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