現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > “ちょいワル”スタイルが人気の軽二輪 ホンダ「レブル250」が一部改良で登場 電子制御クラッチを搭載した新モデルに対する反響とは

ここから本文です

“ちょいワル”スタイルが人気の軽二輪 ホンダ「レブル250」が一部改良で登場 電子制御クラッチを搭載した新モデルに対する反響とは

掲載 8
“ちょいワル”スタイルが人気の軽二輪 ホンダ「レブル250」が一部改良で登場 電子制御クラッチを搭載した新モデルに対する反響とは

ハンドルとシートを見直し快適性を向上 Eクラッチ搭載モデルも新登場

 2025年1月30日、ホンダは軽二輪クルーザーモデル「レブル250」の一部仕様変更モデルを発売しました。

【画像】人気の軽二輪がEクラッチ搭載で進化! ホンダ「レブル250」を写真で見る(22枚)

 さらに、同年3月13日には電子制御技術「Honda E-Clutch」を搭載した新たなグレード「レブル250 E-Clutch」および「レブル250 Sエディション E-Clutch」も登場しています。

 レブル250は、2017年に登場して以降、シンプルで無骨なスタイリングと扱いやすさから、エントリーユーザーを中心に高い支持を得てきた軽二輪クルーザーです。

 ライダーの自由なカスタムニーズにも応える設計で、街乗りからツーリングまで幅広く使われています。

 今回のマイナーチェンジでは、ハンドル形状の見直しによりライディングポジションが最適化されたほか、シート内部素材の変更によって快適性が向上しました。

 これにより、従来以上にリラックスした乗車姿勢と快適な長距離走行が可能となっています。

 外観は、ナローなフレームにワイドな前後タイヤを組み合わせたロー&ファットスタイルを踏襲。

 力強くタフなイメージを保ちながら、フロントフェンダーへの塗装処理で質感を高めています。

 レブル250のカラーバリエーションは「マットディムグレーメタリック」の1色となります。

 一番目にすることの多いインストルメント周りは、コンパクトなメーター構成で視認性を確保しつつライダーの視界に干渉しないシンプルな設計です。

 パワーユニットには水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。

 低回転域から粘り強く立ち上がるトルク感と、高回転域でのスムーズな吹け上がりが特徴となっています。

 加えて、今回新たに投入された「E-Clutch」搭載モデルは、クラッチレバーの操作を不要とすることで、ライダーの疲労軽減とスムーズな変速を可能にしています。

 Eクラッチは、発進・変速・停止の各シーンでクラッチ操作を自動制御するもので、手動による操作にも対応可能です。

 これにより、エントリーユーザーから経験者まで、さまざまなライダーに適したライディングフィールが提供されます。

 先述したレブル250とは違い、Eクラッチ搭載モデルのカラーバリエーションには差異が設けられています。

 レブル250 E-Clutchは「マットガンパウダーブラックメタリック」と「マットフレスコブラウン」の2色展開、Sエディション E-Clutchは「パールシャイニングブラック」と「パールカデットグレー」の2色展開となっています。

 価格は、レブル250が税込63万8000円、レブル250 E-Clutchが税込69万3000円、レブル250 Sエディション E-Clutchが税込73万1500円と設定されています。

ホンダ販売店に寄せられる反響とは

 そんなレブル250について、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

 関東圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。

「『最新の電子制御を体感したい』としてE-ClutchおよびSエディション E-Clutchが人気のグレードとなっています。

 電子制御は乗りやすさが魅力で、『初めてのクルーザーでも安心』とクルーザー初心者のお客様も選ばれている印象です。

 Sエディションの場合、グレーならば比較的早く7月から8月頭の納車となりますが、ブラックはより人気が高く、秋ごろの納車となる見込みです。」

 また、関西圏の販売店担当者は次のように話します。

「当店では現時点で在庫がありません。いずれのグレードも好評をいただいていますが、『取り回しやすく価格的にも手を出しやすい』という理由で、E-Clutchが特に人気です。

 確定ではないのですが、次の入荷時期はグレードによって異なり、通常タイプが8月、E-Clutchは9月以降、Sエディション E-Clutchが6月頃と思われます。

 やはり人気のE-Clutchは生産が追いつかず、入荷が遅れています」

※ ※ ※

 電子制御クラッチの導入により、新たな選択肢として進化したホンダ「レブル250」。

 ハンドルやシートの見直しによる快適性の向上と合わせて、より幅広いライダー層への訴求力が増した印象です。今後の販売動向にも注目が集まりそうです。

■主要諸元
・全長×全幅×全高:2205mm×810mm×1090mm
・シート高:690mm
・車両重量:171kg【174kg/Sエディション:175kg】
・乗車定員:2人
・エンジン型式:MC49E・水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
・総排気量:249cc
・最高出力:26PS/9500rpm
・最大トルク:22Nm/6500rpm
・燃料消費率:WMTCモード値:34.9km/L
・燃料タンク容量:11L(Peacock Blue K.K.)

文:VAGUE Peacock Blue K.K.
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

80年代“レーサーレプリカ”ブームをけん引! 中型スーパースポーツの概念を刷新したホンダ「CBR400RR」ってどんなバイク?【昭和の名車】
80年代“レーサーレプリカ”ブームをけん引! 中型スーパースポーツの概念を刷新したホンダ「CBR400RR」ってどんなバイク?【昭和の名車】
VAGUE
新設計のウイングレットがカッコいい BMWのスーパースポーツ 新型「S1000RR」登場から5か月 販売店での反響とは
新設計のウイングレットがカッコいい BMWのスーパースポーツ 新型「S1000RR」登場から5か月 販売店での反響とは
VAGUE
どこまでも行こう! 長距離ツーリングでも快適で疲れ知らずの 国産「大型ツアラー」バイク3選
どこまでも行こう! 長距離ツーリングでも快適で疲れ知らずの 国産「大型ツアラー」バイク3選
VAGUE
旧車ブームで高騰中の70年代バイク 空冷4気筒エンジン搭載のホンダ「CB750F」が米国オークション登場 “思ってたより安い”落札価格の理由とは
旧車ブームで高騰中の70年代バイク 空冷4気筒エンジン搭載のホンダ「CB750F」が米国オークション登場 “思ってたより安い”落札価格の理由とは
VAGUE
人気の大型アドベンチャーバイク ホンダ「XL750トランザルプ」2025年モデルが新登場 納期はどれくらい? 販売店に寄せられる反響とは
人気の大型アドベンチャーバイク ホンダ「XL750トランザルプ」2025年モデルが新登場 納期はどれくらい? 販売店に寄せられる反響とは
VAGUE
“ツートーン仕上げ”や“ストライプ”がカッコいい! ホンダ「GB350」と「GB350 S」がカラーを一新! 人気ロードスポーツバイクは何が進化した
“ツートーン仕上げ”や“ストライプ”がカッコいい! ホンダ「GB350」と「GB350 S」がカラーを一新! 人気ロードスポーツバイクは何が進化した
VAGUE
大型AT二輪免許で乗れる! BMWの人気アドベンチャー「R1300GS」は長距離ツーリングがさらに快適に!! 思わず“旅”に出たくなるバイクです
大型AT二輪免許で乗れる! BMWの人気アドベンチャー「R1300GS」は長距離ツーリングがさらに快適に!! 思わず“旅”に出たくなるバイクです
VAGUE
スタイリッシュな原付二種“ラグジュアリースクーター”に新色追加 スズキ「バーグマンストリート125EX」 ネットに寄せられる反響とは
スタイリッシュな原付二種“ラグジュアリースクーター”に新色追加 スズキ「バーグマンストリート125EX」 ネットに寄せられる反響とは
VAGUE
「アドベンチャーバイクの王者」がさらに進化! 異次元の快適性を実現したBMW「R1300GSアドベンチャー」の“キングたるゆえん”とは
「アドベンチャーバイクの王者」がさらに進化! 異次元の快適性を実現したBMW「R1300GSアドベンチャー」の“キングたるゆえん”とは
VAGUE
見た目も中身もまるで“スポーツカー”!? トヨタ「プリウス」のPHEVモデルに精悍な特別仕様車「G“ナイトシェード”」登場 一部改良で装備も強化
見た目も中身もまるで“スポーツカー”!? トヨタ「プリウス」のPHEVモデルに精悍な特別仕様車「G“ナイトシェード”」登場 一部改良で装備も強化
VAGUE
「あのとき申し込んでおけば…」トヨタ「GRカローラ」がいま最も手に入りにくい“国産スポーツカー”のひとつなワケ
「あのとき申し込んでおけば…」トヨタ「GRカローラ」がいま最も手に入りにくい“国産スポーツカー”のひとつなワケ
VAGUE
“カッコいい3代目”がついに日本上陸! プジョー新型「3008」は電動パワートレインを備えた美しきファストバックSUVに進化
“カッコいい3代目”がついに日本上陸! プジョー新型「3008」は電動パワートレインを備えた美しきファストバックSUVに進化
VAGUE
普通二輪免許で乗れるトライアンフ 新型「スクランブラー400 XC」発表! チューブレススポークホイールやガード類を備えた本格派へ
普通二輪免許で乗れるトライアンフ 新型「スクランブラー400 XC」発表! チューブレススポークホイールやガード類を備えた本格派へ
WEBヤングマシン
あと少しで手に入らなくなる!? 200万円台でサーキットも街乗りも楽しめるスズキ「スイフトスポーツ」の唯一無二な魅力とは
あと少しで手に入らなくなる!? 200万円台でサーキットも街乗りも楽しめるスズキ「スイフトスポーツ」の唯一無二な魅力とは
VAGUE
え、16歳以上は免許不要!? アカリエが「近未来のスタンダードな移動手段」をコンセプトに開発した“特定原付電動サイクル”とは
え、16歳以上は免許不要!? アカリエが「近未来のスタンダードな移動手段」をコンセプトに開発した“特定原付電動サイクル”とは
VAGUE
1969年式なのにビッカビカ! 世界初の直4搭載 当時「最高級のオートバイ」と呼ばれたホンダ「CB750」をオークションで発見 希少な初期「砂型鋳造」モデルの現在の価値とは
1969年式なのにビッカビカ! 世界初の直4搭載 当時「最高級のオートバイ」と呼ばれたホンダ「CB750」をオークションで発見 希少な初期「砂型鋳造」モデルの現在の価値とは
VAGUE
「非常に美しいが…悲劇のクルマ」「時代を先取りしすぎ」絶版後、大人気になった4代目クラウン。
「非常に美しいが…悲劇のクルマ」「時代を先取りしすぎ」絶版後、大人気になった4代目クラウン。
月刊自家用車WEB
新車216万円! 「6速MT×660CCターボ」採用! 「楽しくてサイコー」の声も!? S2000&S660受け継ぐ「N-ONE RS」に注目! 反転ターボもイイ!
新車216万円! 「6速MT×660CCターボ」採用! 「楽しくてサイコー」の声も!? S2000&S660受け継ぐ「N-ONE RS」に注目! 反転ターボもイイ!
くるまのニュース

みんなのコメント

8件
  • UHTR*******
    レブル250は元々人気が高かったけどEクラッチモデルが爆発的に売れているみたいだし
    CB650RもEクラッチモデルのセールスがかなり好調と販売店の人が言っていた
    色々言われはするけどみんなセミオートマ求めてたんやね
  • なし
    普段DCTみたいな乗り方でいいのは楽だったな
    渋滞時のDCTはクラッチオーバーヒートで走行不能になったし
    DCTの進化版って感じだったわ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村