7月12日、ブラジルのインテルラゴス・サーキットで、WEC世界耐久選手権第5戦『サンパウロ6時間レース』のフリープラクティス3が行われ、平川亮/ブレンドン・ハートレー組8号車トヨタGR010ハイブリッド(トヨタ・ガズー・レーシング)が、後続にコンマ5秒弱の差をつけるトップタイムをマークした。
11日金曜に開幕した2025年シーズン第5戦サンパウロは、明けた12日に予選日を迎え、スターティンググリッドを決定するシュートアウトセッションを前に、この週末3度目のプラクティスが実施された。
【タイム結果】2025年WEC第5戦サンパウロ プラクティス3回目
ガードレールの修復工事を行った影響で20分おくれで始まったFP3スタート時のコンディションは、曇り空で気温は18℃、湿度79%、路面温度は22℃だ。各車はシグナルグリーンとともに一斉にコースイン。その多くは序盤のうちに予選シミュレーションを実施していく。
最初にターゲットタイムを刻んだのは15号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームWRT)のドリス・ファントールで、1分24秒287を計測。すると直後に8号車トヨタGR010ハイブリッド(トヨタ・ガズー・レーシング)がタイミングモニターの最上段に浮上した。平川亮が1分23秒695というタイムでトップに立ったのだ。
その後アントニオ・フォコの50号車フェラーリ499P(フェラーリAFコルセ)が1分24秒185というタイムでBMWを上回り2番手に。ほぼ同じタイミングで小林可夢偉が乗り込んだ7号車トヨタがアタックを完了し1分24秒349をマーク。4番手につけた。5番手には今季のル・マンポールシッターであるアレックス・リンのドライブで、1分24秒368を記録した12号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・ハーツ・チーム・JOTA)が入っている。
開始から10分ほどで各車はロングランに移行し、これ以降、上位でタイムの更新は見られなかった。
LMGT3では33号車シボレー・コルベットZ06 LMGT3.R(TFスポーツ)がクラストップに。ジョニー・エドガーが1分34秒414というタイムをマークし、2番手につけた10号車アストンマーティン・バンテージAMR LMGT3(レーシング・スピリット・オブ・レマン)を0.071秒上回った。
トップ2の後ろは1000分の1秒の超僅差となり、88号車フォード・マスタングLMGT3(プロトン・コンペティション)が、87号車レクサスRC F LMGT3(アコーディスASPチーム)をわずかに上回って3番手。レクサスが4番手。姉妹車で中山雄一もドライブする78号車レクサスは、佐藤万璃音組95号車マクラーレン720S LMGT3に次ぐクラス6番手となっている。
2025年シーズン後半戦最初の予選は、このあと14時45分(日本時間13日2時45分)から開始される。
[オートスポーツweb 2025年07月12日]
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