F1アゼルバイジャンGPは、新しいフォーマットをめぐる話題と、それが日曜日の決勝レースから注目を奪う危険性があるかどうかの議論に支配されていた。
しかし決勝レースそのものが盛り上がりを欠いたことで、2022年の新レギュレーション導入の際に期待されていたようなスペクタクルを、現世代マシンが提供できていないことが浮き彫りになった。
■F1分析|圧勝もまだまだ余裕残しだったレッドブル。”超高速市街地”アゼルバイジャンでも陰らない強さ
メルセデスのトト・ウルフ代表は、アゼルバイジャンGPでの盛り上がりのなさは、F1とチームが現在のルールでうまく機能していない要素を検討する上で、十分なきっかけになると考えている。
「今日はスリリングな展開ではなかった」と、ウルフはバクーでのレース後に語った。
「ペース差が大きかったにも関わらず、オーバーテイクが出来なかった。エンターテインメントとしては素晴らしいとは言えない」
「スプリントフォーマットについて、週末を分析してみる必要がある。ポジティブだったところをピックアップすることはできるが、結局はレースが全てなんだ」
「昨日のスプリントでは、ジョージ(ラッセル)とマックス(フェルスタッペン)の1周目のバトルがハイライトだった。今日はそのようなことはなかった」
「たとえ0.2秒以内でも、相手がミスをしない限り、オーバーテイクするのは非常に難しく、ほぼ不可能だ。どうすれば退屈なレースを避けることができるのか、本当に検討する必要がある」
今回のアゼルバイジャンGPは、昨年と比べてメインストレートのDRSゾーンが100メートル短縮されていた。ウルフは、この決定の影響についてそれほど大きくはないと示唆した。
一方でドライバーたちからは、今季のマシンは昨年よりも、前のマシンに追従しづらくなっているという意見が出ている。
アゼルバイジャンGPのウイナーであるセルジオ・ペレス(レッドブル)は次のように語った。
「このクルマは、よりダウンフォースを生んでいるように感じる。そしてそれによって、後ろのクルマが少しついていくのに苦労するようになっている」
「僕の考えでは、DRSゾーンを短くするのは正しいことではなかった。すでに昨年よりもオーバーテイクが難しくなっているのだから、見直すべきだろう」
F1とFIAが新レギュレーションの導入を進めた時に期待していたモノを、新世代のマシンがすべて実現しているとは言えないものの、ウルフは全く新しいレギュレーションについて検討を始める必要はないと考えている。
「こうした週末の後では、全体的に間違った方向だったと考えたり、評価を下げ、完全に変える必要があると言ったりしてはいけない」
「なぜ、それほど面白くなかったのかを理解することの方が重要だ。アストンマーチンやフェラーリ、そして我々のうち誰が速いのか今回は分からない。だから、こうした膠着状態になったんだ」
「我々としては、今後のレースでより多くのデータを集め、これからどうなるかを見てから、調整する必要があるかもしれない」
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