1月14日の東京オートサロン2022では、aprが2022年のスーパーGT・GT300クラスに投入する新車両『GR86 GT』を公開した。この車両はGT300規定(かつてのJAF-GT300規定)に則って製作されたもので、2022年シーズンはaprの30号車とSHADE RACINGがこれを採用する。
このGR86 GTのお披露目に際してaprの金曽裕人代表は、「これまでの10倍の労力をかけて作ったクルマ」と話し、その精度の高さに自信をのぞかせている。
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今回ベールを脱いだGR86 GTで印象的な点のひとつに、俗に“顔”とも呼ばれるフロント部分が、ベース車両である新型GR86の面影を強く残しているという点がある。
これについて金曽代表は、ベースとなるGR86が非常に優秀な空力パフォーマンスを誇っており、その“素材の良さ”を活かす形で設計したと説明した。
「GTカーを設計する時には、いわゆるジャックナイフ状態、前かがみの状態で設計したりすることがよくありますが、GR86は市販車ベースでも空力パフォーマンス、言い換えれば風を切る力が非常に高いので、素材の良いところをしっかり活かすことをコンセプトとしました」
「前から見ていただくとよく分かるかと思いますが、非常にGR86(と似た風貌)なんですよね。(GR86は)スーパーGTにそのまま参戦できるような形状のクルマ、と思っていただいていいと思います。そこは我々のストロングポイントであり、86の素晴らしいところです」
「過去にも色んなクルマを設計してきましたが、下面で出すダウンフォースやリヤウイングに当たる風に関しては、正直『86ってすごいんだな』と思わされます」
またこれらを総括して、金曽代表はベースとなっている市販モデルのGR86が「乗っていて面白いクルマ」になっていると評価。スーパーGT参戦を通じて、そうした点も伝えていきたいと語った。
「GRカンパニーが掲げるように、ドライバーが操って楽しい、チームのみんなが笑顔でレースに携われるようなクルマにしたいということで、このクルマを作りました」
「市販車のGR86は乗っていて面白いクルマだと思いますし、それをこのクルマでも伝えられたらと思います」
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