トヨタ自動車は1日、米ノースカロライナ州の車載電池工場に80億ドル(約1兆2千億円)を追加投資すると発表した。電気自動車(EV)向けの電池生産能力を増強する。EVとプラグインハイブリッド車(PHV)向けの電池生産ラインを2030年までに計10ラインとし、年間30㌐ワット時以上の生産能力を確保する。
追加投資するのは、25年に稼働予定の電池工場「トヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナ(TBMNC)」。同工場は、北米統括会社のトヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMNA)が9割、豊田通商が1割を出資している。今回の追加投資でTBMNCへの累計投資額は139億ドル(約2兆1千億円)となり、従業員も3千人増えて計5千人を超える見通し。
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同工場で生産する車載電池は、25年からトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)で生産する3列シートSUVなどに搭載する。電池供給能力は、現行のEV「bZ4X」(電池容量=71.4キロワット時)で換算すると42万台分に相当する。
トヨタは10月、韓国・LGエナジーソリューションと米国での車載電池供給契約を結んだ。LGエナジーは米ミシガン州の同社工場でトヨタ専用ラインを25年に稼働させる。LGからの電池供給量は20㌐ワット時だ。TBMNCと合わせ、年間で50㌐ワット時、EV換算で約70万台分の電池を確保するめどをつけた形だ。
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