空自が初めて確認した「ロシア軍の怪しいプロペラ機」防衛省が写真を公開 北方領土の上空も飛び回る

機体の鮮明な画像が公開

　防衛省・統合幕僚監部は2025年10月14日、ロシア軍のIL-20情報収集機を確認したと発表し、航空自衛隊が撮影した当該機の画像を公開しました。これまで確認されていたIL-20とは異なるタイプで、航空自衛隊では初確認としています。

　IL-20は、ターボプロップ旅客機のIL-18をベースに開発された情報収集機です。防衛省によると、今回は樺太方面から飛来し、日本海とオホーツク海の上空を飛行した後、反転。再び日本海から樺太方面へ飛行したとしています。

Comments

[Mike]

旅客機をベースにした情報収集機、自衛隊機にも似ていてこれまでの仰々しさはない。記事では樺太と正しく記述しているのが良い。NHKはじめ多くのメディアがサハリンと言い、かつて日本内地だったことが忘れ去られている。情報収集機の航跡を見ると明らかに北海道北部沿岸の偵察だ。小泉氏によると樺太の弾薬庫はウクライナ戦の影響で空になっており、陸軍も予備役中心で防御がひどく危うくなっている。北海道北部の制圧はソ連時代からオホーツクの完全内海化のためロシアは強い願望を持っていた。ウクライナ戦の前、ロシアはは北海道制圧も計画のオプションの一つだった。今では北方領土返還を求めている日本が上陸作戦を始めるとお手上げなのでしきりに偵察を兼ね牽制しているのだ。日本も樺太を諦めていないというメッセージを送るため北海道北部で演習をすべきである。将来ロシア連邦が崩壊し、極東に分離独立地域が誕生した場合、軍の上陸が必要なのだ。

[nif********]

YS-11EB