日本での新車販売数において、MTの比率はわずか1~2%。その人たちのために用意されたといっても過言ではない主要ブランドのMT車を一挙にご紹介しよう。これだけ選択肢が豊富な日本は、やはりMT天国なのかもしれない!?
※本稿は2025年5月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ、マツダ、ダイハツ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年6月26日号
ニッチなのに選び放題!? 現在日本で新車が買える3ペダルMT車カタログ
【画像ギャラリー】日本はMT好きたちの約束の地!! 日本で新車が買える選択肢豊富なMT車(32枚)
トヨタ GR86(293万6000~351万8000円)2.4L水平対向4+6MT 235ps/25.5kgm
トヨタ GR86
現行型は2021年に登場。国産スポーツカーの王道的な存在として、ビギナーからプロまで幅広い層から支持を集めている。
トヨタ GR86に関する他の記事を見る
トヨタ GRヤリス(356万~498万円)1.6L直3ターボ+6MT 304ps/40.8kgm
セリカGT-FOUR以来のWRC直系市販車として2020年に発売。2024年に追加された8速DATモデルも魅力的だが、やはりMTが楽しい一台だ。
トヨタ GRスープラRZ(800万円)3L直6ターボ+6MT 387ps/51.0kgm
2019年に衝撃的な復活を果たし、後に待望のMT車も追加されたGRスープラだが、2025年限りで生産終了予定。急げ!
レクサス LBX MORIZO RR(650万~720万円)1.6L直3ターボ+6MT 304ps/40.8kgm
レクサス LBXに、GRヤリスのパワートレーンをドッキングした異色の辛口マシン。上質なオトナの4WDスポーツカーだ。
トヨタ GRカローラ(568万円)1.6L直3ターボ+6MT 304ps/40.8kgm
GRカローラは2025年3月にマイナーチェンジを受けてさらに進化。スーパー耐久参戦モデルの知見も活かされている。
トヨタ コペンGR SPORT(255万6400円)0.66L直3ターボ+5MT 64ps/9.4kgm
トヨタとダイハツで販売される、最強のコペン。MTモデルにはフロントスーパーLSDが標準装備されているのも嬉しい。
トヨタ ヤリス(169万9500~213万4000円)1.5L直3+6MT 120ps/14.8kgm
トヨタ ヤリス
国内で「ヴィッツ」を名乗っていた時代から、モータースポーツ入門マシンだったヤリス。欧州仕込みの走りは玄人好み!?
ダイハツ コペン(203万8300~231万円)0.66L直3ターボ+5MT 64ps/9.4kgm
SUV風のエクスプレイは残念ながら2024年10月で廃止されてしまったが、切れ長なローブと丸目のセロはいまだ魅力的だ。
スズキ ワゴンR FX(129万4700~141万7900円)0.66L直3+5MT 49ps/5.9kgm
今となってはMTが選べる貴重なモデルとなったワゴンR。MT派のベテランドライバーからも根強い支持を受けている。
ホンダ N-ONE RS(216万400円)0.66L直3ターボ+6MT 64ps/10.6kgm
2020年発売の現行型で、遂に待望の6MTモデルが加わったN-ONE RS。往年の「N360」気分で軽快に楽しめる。
スバル BRZ(332万2000~378万4000円)2.4L水平対向4+6MT 235ps/25.5kgm
GR86の兄弟であるBRZだが、86より後輪の動きを重視した安定志向の味付けが何よりの特徴だ。あなたはどっち派?
日産 フェアレディZ(549万7800~675万9500円)3L・V6ターボ+6MT 405ps/48.4kgm
日産唯一のMTスポーツとなってしまったRZ34。それでも405psのV6ターボ+6MTの古典的パッケージングは魅力的。
ホンダ シビックタイプR(499万7300~599万8300円)2L直4ターボ+6MT 330ps/42.8kgm
ホンダ シビックタイプR
2022年登場の現行型も当然、ニュル最速のFFマシンを目指して仕上げられた。MTもレブマッチシステムなど最新技術で進化。
ホンダ シビックRS(439万8900円)1.5L直4ターボ+6MT 182ps/24.5kgm
2024年に登場したRSは、6MT専用という驚きのモデルだ。レブマッチシステムの採用などで、MTの魅力が存分に味わえる。
マツダ ロードスターRF(379万6100~430万8700円)2L直4+6MT 184ps/20.9kgm
1.5Lエンジンのソフトトップとは違い2Lエンジンを搭載するRF。小さなボディにゆとりあるパワーを備える。
マツダ ロードスター(289万8500~367万9500円)1.5L直4+6MT 136ps/15.5kgm
2015年のデビュー以来、熟成を重ねてきた第4世代ロードスター。「誰もが幸せになる」プリミティブな乗り味はいまだ健在。
スズキ スイフトスポーツ(216万4800~238万2600円)1.4L直4ターボ+6MT 140ps/23.4kgm
堅牢な1.4Lエンジンと軽量ボディを持つホットハッチの王様。現行型はまもなく生産終了予定だが、ポテンシャルは一級品!
スズキ スイフト ハイブリッドMX(192万2800円)1.2L直3&モーター+5MT 85.1ps/17.1kgm ※システム合計
実用ハッチでMTという貴重な存在のスイフト。ギアを駆使して走らせる感覚は、どことなく欧州ベーシックカーの風味がする。
スズキ ジムニーシリーズ(165万4400~265万1000円)1.5L直4(ノマド)+5MT 102ps/13.3kgm(ノマド)
スズキ ジムニー
極小サイズながら、日本を代表する本格オフローダー。ヘビーデューティなユーザーに向け、MTはジムニー/シエラ/ノマドの全タイプに当然設定されている。
トヨタ カローラアクシオ/フィールダー(163万9600~178万6400円)1.5L直4+5MT 109ps/14.1kgm
かつて最も普通のクルマだったアクシオとフィールダーも、今や異端の存在。セダンで1070kgと、意外に軽量なのがポイント。
MAZDA3 ファストバック(291万3900~398万6400円)2L直4&モーター+6MT 196.5ps/30.7kgm(Xツーリング、システム合計)
マツダ渾身のスカイアクティブXユニットを、6MTで味わえる贅沢な一台。意外としっとりしたフィーリングなのが面白い。
MAZDA2 15MB/スポルト(176万8800~228万1400円)1.5L直4+6MT 110ps/14.5kgm(スポルト)
ユニークだったディーゼル+6MTモデルは絶版になってしまったが、1.5Lガソリンのスポルトと15MBはまだMTが選べる。
商用車のMTもイイんじゃない?
ホンダ N-VAN 136万5100円~189万7500円(6MT)
MTにこだわって新車を探すなら、軽トラなどの商用車も“ハズし技”としてアリ。S660譲りの6MTを持つN-VANをはじめ、ハイゼットやキャリイにもMTが存在する。軽以外では、トヨタタウンエース兄弟も選択肢に入るだろう。
輸入車勢も魅力的!
ポルシェ 718ボクスター/ケイマン(948万~1301万円)
日本で正規に買える輸入車勢も本格的な顔ぶれが揃っており、非常に悩ましい。
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みんなのコメント
日本がMT天国というけど、ヨーロッパの方がMT比率ははるかに多いと聞くよ。
ニッチなのに選び放題?とは「にっちもさっちもならない記事」だったなw