いま、オフロードバイクを趣味としている人で、SCOTTのゴーグルを知らないなんてことはなかなかないハズ。モトクロスゴーグルを製造しはじめたのは、1970年代。スキーストックからその歴史ははじまり、86年には自転車へ進出。マルチにスポーツ用品を開発してきたヒストリックブランドだ。今回は、その全ラインナップをお借りし、フィッティングまで試してみた。
現、SCOTTのラインナップは4種類。そのうち、トップモデルのプロスペクトと、フューリーは兄弟関係にあり、プロスペクトはハイエンドらしく装備がゴージャス。そして手頃なプライマルに、メガネユーザーから絶大な信頼を誇るスプリットOTG、そしてキッズ用のバズの5ファミリー。
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スコットが誇る、トップモデル「プロスペクト」
スコット
プロスペクト ゴーグル
品番 : 272821-1007279
¥14,850 (税込)
カラー : ブラック/ホワイト/グリーンクロームレンズ
スコットのラインナップ中、唯一のアウトリガーを装備。ノースウェット3レイヤーモールドフェイスフォームなど、至れり尽くせりの仕様で、満足度高し。
FOX V1ヘルメットとフィッティングしてみると、すこぶる相性よし。若干のクリアランスがあって、エアがしっかり抜けてくれずはず。鼻の隙間が気になる人向けに、ノーズガードも付属する。何よりも、その内側のフォームがとてもなめらかで、顔あたりがとてもイイ。アウトリガー機構によってしっかり顔に対して全面で圧がかかるため、装着感が素晴らしく非のうちどころなし。さすが、ハイエンドモデルといったところ。
ゴーグルのボディが見ての通り非常に大きいため、視界の広さは抜群。上方向、下方向ともにゴーグルをつけない状態と同等のワイドビューだ。
定番SHOEI VFX-WRとの相性も、グッド。FOXほど隙間がないのだが、逆にギャップなどでずれたりすることもなさそう。おそらくノーズガードを付ける必要はないだろう。
欧州型の代表としてKYTストライクイーグルのフィッティング。こちらは、ほぼ隙間なくしっかりフィットする。レース中などに気になることはないだろうが、ヘルメットを被ってから少し位置を調整したほうがよさそう。どこかが、浮いたりするようなことはない。
スーパークロススターの下田丈が愛用しているのも、このスコット「プロスペクト」。スーパークロスではクリアレンズを装着。非売品のスペシャルグラフィックが用意されることも多い。
こちらが、三層構造のプロスペクトだけのフォーム。鼻部分が抉れているのは、小鼻を押さないような形状になっているとのこと。これで、呼吸を最大限まで高めるのだという。肌荒れ気味のライダーにも、優しい素材だ。
アウトリガー部は、ゴーグルを端ではなく中央部から引っ張ることで、顔面への圧をゴーグル全体から受ける仕組み。上級ゴーグルでは定番のシステムだが、フィット感は大きく向上する。
レンズは、クリアとミラーが付属。ミラーレンズが5,500円、クリアレンズが3,080円なのでかなりオトク。
側面には、エアーの抜け穴アリ。曇りを最小限に防いでくれる。
ちなみに、対象ではないもののメガネも入れてみた。ボディが大きいのでさぞかし問題ないだろうと思いきや、サイドのフォームがしっかり干渉しているのが見て取れる。このまま1時間走行してみても問題は起きなかったが、3時間ともなるとこめかみに痛みが走る可能性もありそうだ。
撮影協力:ダートフリーク
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