アストンマーチンは、F1アゼルバイジャンGPでDRSの不具合に見舞われ、直線スピードを失うというハンデを負った。今回に関しては潤滑剤を活用することで一時的な対策を施したが、今後に向けて完全に解決できることを目指すという。
フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは、アゼルバイジャンGPのフリー走行及び予選、さらにはスプリントシュートアウトで、DRSがうまく作動しないという問題に見舞われた。これにより、ストレートで0.2秒を失っていたと言われる。
■アストンマーチンの完璧なチームプレイ。しかしストロールはアロンソからのアドバイスとは知らなかった「レース後に聞いたよ!」
この問題の原因は、バクー市街地サーキット対策として持ち込まれた、低ドラッグ仕様のリヤウイングにあったようだ。DRSを作動させると、新しいフラップが振動してしまい、断続的にしか作動しなかったという。そしてこれは、海岸線沿いの路面の隆起と、長いストレートの空気圧によって悪化することになった。
チームは一時的な解決策として、リヤウイングのエンドプレートを潤滑剤で洗浄。フラップの動きを良くしたという。
チーム代表のマイク・クラック代表は、アゼルバイジャンで行なった応急処置について、次のように語った、
「なんとも言えないが、でもWD-40(アメリカを中心によく使われている潤滑剤)を使ったのと、それほど違いはないよ」
そうクラック代表は語った。
「マシンはパルクフェルメ状態にあるので、我々にできることは何もない。われっわれは翼端板の表面を綺麗にし、隙間なども全てチェックした。FIAにも全て確認した。FIAはこれに関して、非常に役に立ったよ。そしてご存知の通り、フェルナンドのマシンのフラップを交換した」
「これは定期的なチェックの結果によるモノだった。フラップが動いていないのに、フラップをずっと引っ張ると、フラップにはストレスがかかる。安全のために、交換したかったんだ」
クラック代表曰く、DRSの問題は、それほど大きな影響を及ぼさなかったという。その代わり、AMR23の弱点が、曲がりくねった中間セクターで明らかになったと考えているようだ。
「DRSの問題は、実際には不利益というよりも、気を紛らわしてしまう程度のモノだった。バックストレートでは、DRSが問題なく作動していたからね。だから小さなペナルティのようなモノだった。しかしスプリントとレースでは、しっかり機能した」
「しかし分析を行なうと、予選では主に、DRSゾーンがないセクター2で失っていない」
「DRSの問題は、気を紛らわせてしまうモノだった。多くのチームがそれに注目していた。それが、問題が発生しなくなった理由でもある。基本的に我々は、この問題を解決できたんだ」
「もっと早く解決したかったし、そもそもそういう問題が発生しなければよかった。でも結局のところ、そんなに大事ではなかったんだ」
クラック代表は、問題の完全な分析を行ない、今週末のマイアミGPに向け、完全な解決策を投入する予定であるとも語った。
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